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2020/01/31 16:38
海外ではPMSの症状を軽減したり、気分のムラを軽減させたり、
月経の周期を整えるなど、主にホルモンバランスの調整と改善に役立つ
種(シード)を、適切なタイミングでしっかり摂取する
シードサイクリングというのがトレンドだったりする。
このシードサイクリングは科学的に根拠や
医療レベルで推奨されている方法ってわけではなく、
もちろん個人差もあるので。
ダイエット法にも近い自分でできる
ヘルスケアの1つの概念ってことね。
いずれにしても種(シード)っていうのは
一価不飽和脂肪、食物繊維、タンパク質が含まれているので、
食事に種を加えるのは良いことで、
たくさんの栄養価があるのでホルモンバランス以外でも
健康やメンタルケアにも非常に有効です。
シードサイクリングは、月経周期の前半と後半の
2期に分けられていて、摂取する種を変えていきます。
・第1期(1~14日間:卵胞期)のエストロゲンを増やす
亜麻仁とカボチャの種子を大さじ1から2杯食べる
・第2期(14~28日間:黄体期)のプロゲステロンを増やす
ヒマワリとゴマの種子を大さじ1日に1日に切り替える
これらを調整してくれる作用のある種を摂取することで、
PMSの緩和、受精率の向上、卵巣嚢胞、子宮内膜症、
PCOSなどの状態からの痛みの緩和、不規則な周期の調節、
ニキビ、イライラ、倦怠感や疲労などに
役立つとされいて、月経中、閉経前、産後、
閉経後の女性にも役に立つとされています。
第1期、卵胞期、月経初日からエストロゲンのレベルは低いところから
始まり、排卵に備えてどんどん増加していきます。
このエストロゲンレベルのバランスを保つことに
フォーカスしているのが第1期。
エストロゲンが低い時に植物性エストロゲンを含む
亜麻の種とカボチャの種を循環させます。
エストロゲンのレベルが高くなりすぎると、
これら種に含まれているリグナンが代謝してくれ、
体内から除去され、低い時には
リグナンを作ってくれます。
また、次の第2期でプロゲステロンの生産をサポートするために、
この時点で亜鉛が豊富なカボチャの種を摂取して、
備えるという意味もあります。
第2期 黄体期にはプロゲステロン値の増加が重要になります。
ゴマとヒマワリの種には、
エンテロジオールと呼ばれる別のリグナン関連化合物を介して
プロゲステロンを高めると考えられています。
またゴマにも高レベルのリグナンが含まれており、
体内の過剰なエストロゲンを解毒するのに役立ちます。
エストロゲン過多の状態、プロゲステロン減少状態は、
PMS、不安、にきび、気分のムラが含まれます。
この時点でヒマワリの種を食べることで
豊富なマグネシウム、B6、およびビタミンEの含有量が多く、
これらの栄養素は、プロゲステロンを増やし、
また片頭痛、乳房の圧痛の痛みを軽減し、
メンタルバランスを整えるのに役立ちます。
シードサイクリングを実践することにとよって、
他にも健康上の利点はたくさんあります。
これら4つの種子はすべて、食物繊維、マンガン、
マグネシウム、銅、チアミン、ビタミンE、および
摂取しても良い良質な脂肪酸が含まれていて、
腸内の善玉菌の成長を促進する植物ベースの繊維が豊富にあり、
腸内のこれらの細菌は、ホルモンの調節に非常に重要な
役割を果たしています。
また種の栄養源には、免疫力を高めてくれたり、
血圧のバランスをとってくれたり、
健康な身体づくりや美肌に必要なたんぱく質やミネラルが
たくさん含まれています。
ホルモン調整に役立ち、心身共に健康にしてくれる種。
他にも下記の種がヘルスケアで有名ですよね。
1.ヘンプシード
オメガ3:とオメガ6が3:1という理想的なバランスで含まれています。
9種類の必須アミノ酸すべてが揃っている良質なたんぱく源
2.チアシード
オメガ3脂肪酸の一つである『α-リノレン酸』は、
女性のホルモンバランスを整え、月経前症候群にも最適
皮膚や粘膜の機能を強くして細胞を正しく機能させる作用も。
3.ブラックシード
100種類以上のビタミンとミネラルを含む
ブラックシードよりも、栄養価の高いオイルを見つけるのは
不可能に近いでしょう。
ブラックシードに含まれるチモキノンには
強力な抗酸化作用があり、婦人科系の不調やトラブルに、
女性にとって嬉しい成分が豊富に含有されています。
ブラックシードの効果ついては下記へ
いかがでしょうか。
これらの種子を必要に応じて摂取することで
体の様々な機能をアップグレードできます。
参考になれば幸いです。
※例え健康上の利点が多いからと言って持病持ちで
医師から指定の薬と併用する時は医者から指導を仰いください。
また妊娠中はこれらはお控えください。