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2020/03/04 15:11
綺麗なお肌をキープするには、日々の紫外線対策は欠かせません。
外用として日焼け止めを塗ることでUV対策はもちろんのこと、
身体の内側からもUV対策をしておくことが重要です。
内側の対策っていうのは、つまり食べ物です。
内からも外からもダブルでUV対策をすることで
数年後に圧倒的な差がついてきます。
そこでUV対策できる食品リストを下記にまとめてみました。
1)酸化を防止してくれる
フィトケミカル(phytochemical)とは、植物が紫外線や天敵や有害なものから
自身を守るために作りだされた防御、免疫システム(色素や香り、辛味、ネバネバ)です。
肌が紫外線にさらされると、体内でフリーラジカル、
活性酸素が生成され、細胞が酸化し錆び付いてしまい、
その結果、シミやシワになってしまいます。
植物性の食品を摂取することで、この過剰な活性酸素やフリーラジカルを除去し、
免役を強化し、身体の錆び付きやDNAの損傷から守ります。
また植物性食品には紫外線によるケラチン、コラーゲン、エラスチンの分解、
損傷、減少を食い止めてくれる作用があり、、
ヒアルロン酸量の低下や酸化を減らしてくれます。
植物性の食品とは、例えば、
・野菜
・果物
・豆類
・ナッツ類
これらは抗酸化物質が豊富に含まれているため、
日焼け止め効果があります。
更にミネラルやビタミンなど美肌成分が豊富に含まれているので、
健康的で丈夫な、弾力性のあるお肌にしてくれます。
2)緑黄色
緑黄色野菜や果物には抗酸化物質が豊富に含まれています。
例えば、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツなどの
アブラナ科の野菜には、これら特有の成分として
スルフォラファンやジインドリルメタンなどの
生理活性化合物が含まれていて、これは強力な抗酸化作用があり、
紫外線を跳ね返し身体の細胞をシールドのように守ってくれます。
赤色のトマト、赤パプリカ、スイカ、ピンクグレープフルーツに
含まれるリコピンにはシミの原因になるメラニン生成を抑制し、
ニンジンに含まれるβカロテンは紫外線をブロックする力が高い。
3)ビタミン
ビタミンCは、活性酸素、フリーラジカルを一掃してくれ、
コラーゲンの生成を助けてくれ、シミになった後も薄くしてくれます。
・レモンやグレープフルーツなどの柑橘系
・キウイ
・イチゴ
・赤パプリカ
・ローズヒップ
・クレソン
これらからビタミンCをたっぷり摂取できます。
ビタミンEは活性酸素を抑えて老化を防ぎ、
血行を促進して新陳代謝を促す効果があり、
シミやそばかすの発生を抑制する力があります。
・豆類(大豆)
・アーモンドなどのナッツ類
・アボカド
・エキストラバージンオリーブオイル
・ヒマワリの種
中でもアスパラガスは、
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE全て入っていて、
特に強力な抗酸化物質であるグルタチオンという栄養成分が含まれています。
このグルタチオンは活性酸素を退治して疲れきったビタミンCを
補助、回復させてくれます。更にビタミンEはこのグルタチオンを補助するという
構図で相互連携しています。
4)緑茶
緑茶には他のお茶に含まれていない
ポリフェノールの主要成分である
EGCG(エピガロカテキンガレート)として知られるカテキンが含まれています。
これは強力な抗酸化物質で、ビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍あり、
体の免疫機能を活性化してくれ、UVに強く、フリーラジカルを一掃してくれます。
5)カカオまたはダークチョコレート
カカオまたはダークチョコレート(少なくとも70%使用)には、
フラボノイド(ココアフラバノールまたはカカオフラバノールと呼ばれています)と
呼ばれる抗酸化物質が含まれており、日光によるダメージから肌を保護します。
2009年ロンドンで行われた調査で研究者は、
12週間、30名の被験者を2つのグループにわけ、
チョコレートを与えました。
1つのグループは高ココアチョコレートまたは
ダークチョコレートで得られるような
高フラバノールチョコレートを受け取ったグループ。
もう1つのグループでは、ミルクチョコレートと
低フラバノールチョコレートを受け取りました。
12週間、低フラバノールチョコを食べた人の肌は、
紫外線からほとんど保護されなくなりました。
ただし、高フラバノールチョコレートを食べた人は、
ベースラインと比較して保護が2倍になりました。
2006年ドイツのヴィッテン・ヘルデッケ大学の研究によると
高フラバノールココアの長期摂取は、紫外線による紅斑に対する光保護をおこない、
女性の肌の状態を改善するとの結果を示しました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16702322
このようにコスメや外用UV対策も大切ですが、
それと合わせて、これら食品を積極的に
摂取していきましょう。
そして細胞を強くし、
内側からも日焼け対策を行っていきましょう。