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2020/04/08 13:40




身体にとって大切なビタミン。

身体はもちろんのこと、細胞、脳、自律神経、ホルモン、メンタル
お肌、その他、普段当り前にやっている動作全てにとって必須です。

今回はお肌に最適なビタミンということで
下記にまとめてみました。


1)ビタミンA




ビタミン Aは、お肌や細胞の免疫機能をサポートする
必須の栄養素です。

お肌からでも食事からでも両方からの摂取できて、
お肌への効果が非常に高い栄養素です。

ビタミンAとはレチノール、トレチノイン、
イソトレチノイン、などの総称を言います。

植物に含まれるβ(ベータ)-カロテンは肝臓で
レチノールに変換されます。

人参、トマト、サツマイモ、
葉物野菜に含まれています。

色素細胞、損傷細胞、粗い細胞を取り除き、
新しい皮膚細胞を生産してくれ、お肌を若々しく輝きを
与えてくれます。

バクテリア、汚染物質、感染に対して
防御線を張り、ガード。

コラーゲンの減少を食い止めてくれ、生成を刺激します。

またUVからお肌を守り、毛包の周りの油腺へ働きを助け、
炎症をサポート。ニキビにも効果的であり
皮膚科学のアメリカアカデミーは、青年および成人の両方でニキビを
治療するための局所レチノイドの使用を推奨しています。

不足するとお肌の乾燥や痒みが出てしまい、
お肌が固く、弾力性も失ってしまいます。


2)ビタミンB群




ビタミンB群としているのはB1(チアミン)、
B2(リボフラミン)、B3(ナイアシン)、
B5(パントテン酸)、B9(葉酸)・・・などの総称したグループです。

これらが不足してしまうとお肌に大損害を与え、
にきび、発疹、乾燥、唇のひび、しわの原因となります。

また、UV、感染など外的刺激に弱くなり
皮膚の感受性が高まってしまい発疹や刺激を
引き起こすリスクが上がります。

B1であるチアミンはグルコースをエネルギーに変換し、
ニキビ、湿疹、創傷治癒や炎症をサポートしてくれ、
また「抗ストレスビタミン」と呼ばれることもあり、
免疫系を強化し、神経系を鎮静させ、ストレス関連で発症する
痒みや炎症を防ぎます。

豚肉、レバー、豆類、ひまわりの種などです。
中でもとくに豚肉にはビタミンB1が豊富です

またB3のナイアシンはバリア機能を正常化してくれ、
水分損失を減らし、お肌の弾力性が増し、
しわを改善してくれます。

ナイアシンはキノコ、鶏肉、魚、エンドウ豆に含まれています。

50人の成熟した女性のグループは、顔の半分に局所ビタミンB3クリームを
使用するよう奨励され、もう半分にはビタミンB以外のクリームが使用されました。
12週間に1日2回の治療後、B3治療を受けた側の皮膚の弾力性、
小じわ、しわ、しみ、変色に統計的に有意な改善が見られました。


3)ビタミンC






ビタミンCは抗酸化作用が高く、免疫システムを高め、
細胞を錆びつかせて機能を弱体化を遅らせて、
保護してくれます。

ビタミンCはお肌の色のバランスを取り、色素沈着を抑え、
老化の兆候を減らしてくれます。

コラーゲンの生産に不可欠であり、皮膚の健康に
とって重要な栄養素です。

オレゴン州立大学によると食事からのビタミンCの
摂取量が多いほど皮膚の外観が良くなり、
皮膚のしわが顕著に減少することがわかりました。

また研究者はビタミンCがメラニン産生の減少に役立つ
可能性があることを示唆していて、UV保護、色素沈着、
暗い肌色のトーンアップが見込めます。


4)ビタミンD





ビタミンDは皮膚のバリア機能と皮膚細胞の
成長に不可欠な役割を果たします。

有害な病原体に対する防御の最前線として機能し、
皮膚の免疫システムを維持します。

ビタミンD2(エルゴカルシフェロール):一部のキノコに含まれています。
ビタミンD3(コレカルシフェロール):魚の肝油、卵黄に含まれています。

またビタミンDと「お肌の水分」とは強い相関関係があることが
わかっていて、例えば

83人の女性を対象とした研究では、ビタミンDレベルが低い人は、
通常のビタミンDレベルを持つ参加者よりも平均皮膚水分が低く、
ビタミンDの血中濃度が増加すると、皮膚水分量も増加することがわかりました。

Journal of Allergy and Clinical Immunologyの10月号に
掲載された研究では、107人のアトピー性皮膚炎に患っている
子供たちを対象にビタミンDサプリメントを1か月間摂取した子供の症状が
平均29%改善したことが明らかになりました。

多くの人がビタミンDが慢性的に不足している状況です。
このビタミンが皮膚の水分保持力とみずみずしいお肌において
不可欠であることを考えると、それを補うことは
乾燥肌に対して最大の防御となります。


5)ビタミンE




ビタミンEは、バリア機能を担う皮脂膜を
安定させる機能があり、
皮脂と汗が混ざってできる肌のヴェールが、
お肌の水分蒸発を防ぎ、細胞膜の酸化を
抑えてくれます。

血行促進作用があり、お肌の老廃物を
スムーズに流してくれます。

ビタミンEは万能のビタミンとして非常に働き者。
抗炎症特性があり、免疫システム、
細胞機能など様々なアプローチで
皮膚の健康をサポートします。

ある時はお肌を保湿と治癒し、そしてある時は
皮膚バリア機能を強化するのに役立ちます、

食品にはアワビ、サーモン、その他の魚介類
ブロッコリー、ほうれん草、その他の青野菜
ヒマワリの種などのナッツと種子、
ヘーゼルナッツなどに含まれます。



いかがだったでしょうか。

スキンケアも大事ですが、
これらのビタミンを食事からもとり、
内側から外側からも栄養を与えてあげ、
丈夫で健康なお肌へとケアしていきましょう。

Good virtues グッドバーチューズ