Blog
2020/05/13 14:13
疲れやイライラ、落ち込みなど
人はあらゆるストレスを抱えながら生きています。
そんな時に、暖かいお茶をゆっくりと一口。
なんだかホットしますよね。
お茶といって緑茶、紅茶、プーアル茶、ハーブティーなど
様々なお茶があります。
心も体もホッと整えてくれるお茶。
気分や心の状態によって色々なお茶を試してみましょう。
1)目覚ましの時:緑茶
緑茶にはカテキンが含まれていて、中でも
緑茶にしか含まれていないカテキンで、カテキン界の
TOPに君臨するEGCGという成分は強力な
抗酸化作用が含まれていて、ビタミンCの約90倍、
ビタミンEの約23倍あり、細胞を錆びつきやストレスから保護してくれ、
細胞の新陳代謝を活発にし、身体やお肌を健康的にし、
免疫力を高めてくれます。
老化や細菌などから守ってくれ、
癌や心臓病にも効果があることが分かっています。
また緑茶は脳機能にも効果的で記憶、学習など
認知機能が高まり、集中力も向上します。
それはコーヒーほど含まれていない微量のカフェインと
アミノ酸L-テアニンという成分によるもので、
Lテアニンには神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの
濃度を変化させるため不安の抑制やイライラの鎮静、
脳内のアルファ波の生成を増加させてくれます。
緑茶はコーヒーよりも刺激がなく、
また依存性も低いので、手軽に効率よく身心の
パフォーマンスを高めることができます。
2)落ち着きたい時:ラベンダー
ラベンダーには緊張、不安、心配事、悩み、イライラなど
神経が高ぶった時に効果的で、これはラベンダーの
酢酸リナリルという成分には、鎮静作用や安眠効果があるから。
メンタルバランスを整え、体をリラックスさせ、
睡眠の質を高めてくれる。
筋肉の凝り固まりやけいれんを減らし、
消化を促進し、胃の不調、不眠症、
にきび、皮膚感染症に。
3)ふつふつとしている時:レモングラスティー
爽快なレモンの香りの主成分として
シトラールと呼ばれる成分は、空気を浄化して綺麗にし、
ストレスを軽減し、すっきりとフレッシュで開放的な
気分へと高めてくれます。
ポリフェノールによる強力な抗酸化作用が
身体やストレスを保護してくれ、
「やる気ホルモン」であるアドレアナリンの分泌を
無理なく高めてくれるから集中力やモチベを高めてくれる。
また女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌にも
働きかけてくれ、ホルモンバラスを調整してくれたり、
肌荒れ予防、皮膚弾力回復、皮脂バランスの調整など
女性の強い味方。
また抗菌、抗炎症効果も高い。
レモングラスは抗うつ作用を持っていることが示されています。
4)睡眠の質をもっと上げたい時:カモミール
カモミールにはアピゲニンと呼ばれる抗酸化物質が
豊富に含まれていて、不安、緊張、ストレスなど
神経の乱れを整えてくれ、メンタルをケアしてくれる。
精神安定作用のある植物で
良質な睡眠を促してくれる。
2016年の研究の産後女性に、2週間毎日カモミールティーを
飲んだ女性は、飲んでない女性と比較して
より良く眠ることができ、産後うつの傾向が少ない
ということがわかった。
5)免疫力を高めたい時:ブラックシードオイルとジンジャーハニー
ブラックシードオイルにはこのオイルのみに
含まれるチモキノン、チモヒドロキノン、チモールという
オリジナル成分が抗菌と抗炎症特性があり、
ウイルスや細菌など外的刺激からシールドのように
ガードしてくれ、また炎症のおきている様々な部位を
鎮静化させてくれ、バランスを整えてくれる。
またチモキノンは、GABAを調節を通じてマウスに
抗不安効果をもたらしたとの実験結果もある。
生姜、ハチミツは抗炎症作用、消化をサポートし、
痛みを軽減し、抗酸化物質を豊富に含み、
免疫システムを高めます。
6)デトックスしたい時:たんぽぽ茶
たんぽぽにはベータカロチンやポリフェノールと
呼ばれる抗酸化物質の他にもビタミンA、C、K、E、
葉酸、鉄、カルシウム、マグネシウム、
カリウムなどビタミンとミネラルが含まれていて
エイジング成分が非常に豊富。
また体内に溜まっている老廃物や体液をスムーズに
流してデトックス。消化器系を落ち着かせて、
肝臓を解毒し機能改善や胆汁の分泌を正常にしたり、
また利尿作用や便通にも◎
いかがでしたか?
今コロナで在宅にいることが多くなっている状況。
時間がある時に色々なお茶を試してみる。
今日はこれにしよーかーなと選んで、
楽しむのも、気分転換にもなります。