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2020/05/15 14:00
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/3f258d873b91ebec8d64bd29c27b9d94.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸と脳は繋がっている。
双方向で信号を送受信しあっている。
腸は第二の脳と言われています。
ストレス負荷が大きくなると、
腹痛や便意をもよおすのは、脳から腸へ
ストレスが来たぞと信号が送られるから。
また脳内ホルモンで幸せホルモンと呼ばれる
セロトニンの90%が腸で作られています。
腸の調子が悪く、老廃物が溜まったりすると、
脳、自律神経、ホルモンなど様々な神経と
繋がっている箇所も影響を及ぼし、
うつ症状やメンタルバランスが乱れます。
腸と脳の神経ケーブルの繋がり、
そして脳から全身に指令がいくから
腸の健康が、多くの重要な身体機能や
メンタルバランス調整の鍵であると
言われています。
腸内には有害物質を外へ出す善玉菌や
有害物質を溜め込む悪玉菌など約1000兆を
超える細菌たちが住んでいます。
善玉菌を増やし、腸内環境を改善することは
脳、メンタル、全身をケアすることに繋がります。
腸内をケアするのは何もヨーグルトだけでは
ありません。腸内の環境がとても住みやすい環境に
整えてあげて環境整備してあげるのは、
ハーブは非常に有効であることが分かっています。
1)ウコン
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神経保護、免疫力を向上する効果があることから
アダプトゲンに分類されていて、
消化、吸収、代謝の基本的な胃腸の
消化器系としての機能を促進することはもちろん
腸内の善玉菌の増殖を促進してくれ、
腸内細菌叢を調節することができ、
腸の健康を維持するのに最適です。
腸の粘膜を落ち着かせ、ストレスの多い時期や
過度に酸性に傾いている腸を保護してくれます。
ウコンのキー成分となっているクルクミンは
強力な抗酸化作用があり、
有害物質による損傷から腸を保護します。
潰瘍に関連する細菌を抑制し、潰瘍の治癒を助け、
腸内の癌細胞を抑え込むパワーがあります。
またクルクミンは西洋食(肉中心や油や砂糖の多い高脂肪高カロリー食)
によって弱体化してしまう腸内の
バリア機能を保護し、回復してくれます。
2)甘草
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甘草の根は胃腸のトラブルケアに最適です。
消化管の炎症を起こし、傷ついた粘膜を鎮静させて
胃を落ち着かせ、胸やけ、胃痛、胃炎、
ストレスを減らすことから、
古来より紀元前から薬として使用され中国でも
漢方として一般的です。
甘草に含まれているフラボノイド成分は、
ピロリ菌の増殖を停止させることが研究でわかっています。
甘草の根(Glycyrrhiza glabra )の主要な
有効成分であるグリチルリチン酸は
ストレスを受けた際に副腎から分泌される
コルチゾールと呼ばれる、別名ストレスホルモンの代謝を
強力に阻害しくてれ、副腎をケアし、
疲労回復、ストレスケア。
また消化性潰瘍や他の胃疾患の主な
治療薬として使用されてます。
こういったストレスケアや免疫力向上作用として働き、
また甘草は記憶の増強剤として脳の認知機能や
集中力へも効果的に働くことなどから
甘草はアダプトゲンに分類されています。
3)オオバコ
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古来アーユルベーダ医学や漢方では
消炎や鎮咳のハーブとして使用されています。
腸壁などの損傷した粘膜組織の修復をしてくれ、
腸の炎症を抑えてくれます。下痢、胃炎、
大腸炎など様々な胃腸のトラブルと
戦ってくれます。
4)マシュマロの根
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/4b8f4131cc6843fb96a7310c3576b6e6.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
マシュマロの根は漢方で3000年以上にわたって
特に咳や消化器系の問題で
使用されてきました。
この根の粘液成分であるネバネバが、
消化管の粘膜をコーティングして保護し、
落ち着かせるのに役立ち、呼吸器を癒して
乾いた咳の他、胃腸炎、胸焼け、下痢、
便秘、大腸炎、胃潰瘍、消化性潰瘍の
治療などに効果的です。
マシュマロの根は、皮膚の炎症を
鎮めてくれる作用もあり、
アトピー性皮膚炎や紫外線によるダメージを
ケアしてくれる作用もります。
5)生姜
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/8f86ccface929d3b68edf5c8b75a1d9e.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アダプトゲンに分類されている生姜。
抗炎症作用があることで知られる生姜は
胃酸、胆汁、膵酵素の生産の改善などに
効果的なハーブで腸内細菌やウイルスの
感染性増殖を抑えてくれます。
また消化と食欲の両方を改善するのに役立ち
ショウガは毒素の蓄積を取り除き、免疫力を高め、
炎症の発生を抑えます。
胃痛、胸やけ、消化不良、ガス、吐き気などに役立ちます
また最近の研究でも生姜は腸内の善玉菌の
量を増やして活性化してくれることも分かりました。
6)カレンデュラ
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消化器系のトラブルを和らげてくれ、
古来より西洋では抗炎症剤として使用されています
腸壁の炎症を軽減し、腸をきれいにし、
また損傷した腸壁をケアする作用があります。
いかがでしたか?
胃や腸、その周りを守り、健康にすることは
つまり脳、メンタル、全身のバランスを健康に、
正常に、バランスよく保つということ。
これにより本来持っているパフォーマンスも向上し、
美肌力も上がり、気分も良く、明るく、
前向きになり、幸福度も上がると
一石二鳥どころではないですね。