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2020/05/22 14:00
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/7528d8a3aa5cf1bf7ed7500ea0d7964a.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
「自粛で食べすぎちゃって・・・」
そう、在宅時間が長いとついつい口が寂しくなって
食べちゃいますよね。
そこで運動不足も相まって、
胃腸が疲れ、荒れ、胃もたれ、膨満感、消化不良、
便秘、下痢になる人が増えているという。
食べ物を常に入れていると
胃腸も常に稼働させられて、
そら疲れて弱りますよね。
人間の体というのは、誰に教わったわけでもなく、
生まれた時から自然と酸、膵液、胆汁、
酵素を生成して、
食べたものをしっかりと分解し、
そこから必要な栄養素だけを吸収し、
不要な物や老廃物は解毒して流し去り、
健康的な臓器環境になるよう
調整してくれています。
ただし過剰なストレスや食事、生活習慣が
乱れているとこれらの機能がうまく機能
しなくなってしまい、
必要な栄養素を吸収できなかったり、
また解毒もできずに蓄積していくなど
身体全体が不調をきたします。
そこで、今回は
消化の改善という点で下記にまとめてみた。
1)オオバコの種子
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/e6b8d70987be0128648ae27aeedb0f2a.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
イリドイド配糖体という苦味成分は
薬理活性があり抗肝毒性、利胆、鎮痛、抗炎症、
抗ウイルス、免疫調節、下剤などの効果があり、
またサポニン、ペクチン、フラボノイドなどの
植物活性成分はエイジング効果があり
細胞のさびを除去してくれ、
抗炎症や解毒作用を高めてくれる。
もともとオオバコは赤痢および他のすべての
胃腸障害でアラビアやペルシャでは薬として
古くから使われている歴史があり、
葉は健胃、利尿剤になり、種子は煎じて
咳どめの薬になります。
胃の不調、胃の灼熱感、胃の痛み、
ガスの蓄積、腹部膨満感、
皮膚の発疹、吐き気などに効果的な
ハーブとして古来よりメディカルハーブとして
使用されてきました。
2)マシュマロウの根
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/7260dcc244401cbab6b1eedfb1725307.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
和名はウスベニタチアオイ。
マシュマロみたいな名前で可愛いですね。
そう、お菓子のマシュマロの名前の由来は
ここからきているとも言われています。
昔、製造元が根の粘液を使用してこの菓子を作ったことから
そのように名付けられたんだって。(今は入っていない)
この粘液には喉、気道、消化管を粘り気で
覆ってコーテイングしてくれるので、
咳、風邪、胃腸の不調、などに
効果的で、古くから何世紀にもわたって
漢方薬で使用されてきた薬用植物です。
3)バーベリー
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苦味のあるハーブは体内の解毒を促す。
バーベリーは苦く、消化液、肝液など消化液の
分泌を促進して増加させてくれ、消化を速めてくれる。
腸機能の働きを促進し活発化してくれます。
また肝臓の解毒機能も増加させてくれる。
4)タンポポの根
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たんぽぽにはベータカロチンやポリフェノールと
呼ばれる抗酸化物質の他にもビタミンA、C、K、E、
葉酸、鉄、カルシウム、マグネシウム、
カリウムなどビタミンとミネラルが含まれていて
エイジング成分が非常に豊富。
また体内に溜まっている老廃物や体液をスムーズに
流してデトックス。消化器系を落ち着かせて、
肝臓を解毒し機能改善や胆汁の分泌を正常にしたり、
また利尿作用や便通にも◎
5)カルダモン
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南インドが原産で熱帯地方で広く
栽培されています。
世界で最も古いスパイスの1つ。
何千年もの間使用されてきました。
古代エジプトで香水として広く
使用されてきました。
またショウガ科のカテゴリーに属している。
身体を穏やかに温め、じっくりと胃を促進させ
胃腸を胃を強くし快適にしてくれ、
また腎臓と脾臓を温めます。
胸やけ、胃の不安や不調、胃腸炎など。
2015年アメリカのイリノイ大学の研究では
胃潰瘍の発症にも大きく関連する細菌の
ピロリ菌から保護してくれるという研究も示唆
6)ウコン
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アダプトゲンに分類されているウコンの主成分
クルクミンが消化器系の炎症を抑制し、
消化不良をケアしてくれます。
ウコンは胃の粘液成分ムチンを増やしてくれ
また出血や炎症を抑える作用が高いので、
胃炎、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、
大腸炎などの潰瘍の予防にも効果的です。
7)甘草
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胃の酸や他の消化液の粘液成分で、
腸の内層を守ってくれる分泌粘液であるムチンの
生成を増加させてくれ、胃の粘膜を保護してくれる。
ストレスが溜まると胃粘膜の分泌は減少して、
胃の粘膜がただれ、胃壁が傷ついた状態になる、
これが胃潰瘍です。
8)生姜
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胃の不調には生姜が効果的であることは
世界中で既知の事実。胆汁や唾液などの
消化液の分泌を促進してくれ
腸を落ち着かせ、蠕動運動(ぜんどううんどう)を
活発化させ、消化力を上げてくれる。
蠕動運動とは簡単に言うと、口から入れた食べ物を
腸が細かく刻んでミンチにして腸内を移動させ、
体外へ排出するっていう動きです。
この動きが活発なら消化もうまくいき、便通も良くなります。
9)ペパーミント
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/1b8a3dc5fb797618cd2b2fcd97259b95.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
お腹のトラブル(腹痛や下痢)を
緩和する有名な消化ハーブです。
またペパーミントの成分メントールが消化不良を防ぐのに効果的で
腸壁の筋肉を弛緩してくれる作用がある為
胆汁の分泌を促進し、老廃物や脂肪の消化や分解を促進します。
また腸内ガスを排出させて膨満感や胃もたれを改善し、
胃が健康的に活動できるようにケアしてくれます。
自粛で運動不足で食べ過ぎると
やはり胃腸に相当負担がかかってしまう。
どうも胃腸の調子がよくないなって人はこれらを
少し参考にしてみては。