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2020/06/04 14:00



コロナウイルスによる自粛の影響で
在宅にいる時間が普段よりも長くなり、
コーヒーを飲む回数が
激増しているって人いませんか?

コーヒーは打ち上げ花火のように
瞬間的に脳を覚醒させることは
周知の事実。

コーヒーの強いカフェインは副腎を刺激します。
副腎からはコルチゾールという
ホルモンがドクドク出ます。

これはストレス負荷がかかった際に分泌されるので
別名でストレスホルモンと呼ばれています。

この現象自体は身体がストレスから守る
防御反応なので何らおかしな状態ではない
正常な状態です。

ただしこれが長期的で慢性的なコーヒー摂取は、
副腎は休まることを知らずに、
いつもまでも稼働し続けます。

副腎は過労でヘトヘト状態です。
延々とストレスホルモンも過剰に
分泌されてしまいます。

極度の疲労感、脳のモヤモヤ、
倦怠感、注意散漫、イライラ、うつなどの症状が出てきます。

更にカフェインが切れてしまうと、枯渇感がひどく、
イライラしてきたりもっと疲労感が出てきます。
依存性が強い。

そして、またコーヒーを飲んでカンフル剤の
ように刺激するという負のスパイラルに陥ります。
カフェインは睡眠にも影響が出てきます。

ストレスを和らげる為にコーヒーを
飲んでいるつもりが逆にストレスが溜まり
疲労の原因になるという飲み物です。

そこで、コーヒーに頼ることなく、
エネルギーを高めるさまざまな栄養素が
豊富に含まれている下記にまとめてみた。


1)緑茶



お茶に含まれるカテキン。
カテキンにも数種類ありますが、
その中でも最も抗酸化作用が最も高いカテキンで
EGCGと呼ばれるカテキンは、緑茶にしか含まれていません。

EGCGはビタミンCの約90倍、ビタミンEの
約23倍の抗酸化力があります。

ビタミンCには脂肪をエネルギーに変えるのを
助けてくれる力を持っています。

またストレス抑制効果・自律神経安定効果があり
ビタミンCがうつ病予防にも有効であると
いったことが分かっています。

更に少量含まれているカフェインは
コーヒーよりも低く、強烈な覚醒作用も
覚えにくい為、副腎への刺激も穏やかで、
中毒性にもなりにくい。

緑茶を飲むとほっとする成分で
Lテアニンという成分はコーヒーには入っておらず、
脳のα波を刺激して脳疲労を軽減し、
集中力と覚醒を無理なく促してくれます。


2)ペパーミント




ペパーミントの香りは、疲労を軽減し、
注意力と集中力を高め認知機能が向上します。
体と心をリラックスさせてくれます。

コルチゾールレベルを調整し、
ストレスに対する回復力を高める適応特性があり、

脳内の少量のセロトニンを放出するのを
助けてくれます。
お茶にミントを追加したりするのも◎


3)レモン水



レモンはビタミンCが豊富ですが、
カリウムもまた豊富で有名で、
カリウムは、ナトリウムと一緒に働き、
脳や神経系でのスムーズな
電気伝達に役立ちます。

カリウムが豊富な食品はうつ病、
不安、ぼやけ、そして物忘れを減らすのにも
役立つことが示されています。

レモンと水を混合すると、
脳の細胞と神経系の細胞を
形成するのに役立ちます。

ビタミンCは、ストレスホルモンコルチゾールによる
脳細胞の損傷と戦うことがわかっています。



4)ヤマブシダケ



神経の成長を促進し、神経を保護してくれる
NGFと呼ばれるタンパク質を含みます。

それは集中力や注意力の向上および暗記、
学習など脳の認知機能を強化します。

また新しい細胞の生成を刺激し、
既存の細胞を強化してくれます。
脳細胞が回復力を維持するのに役立ちます。


5)アップルサイダー酢




アップルサイダービネガーには
必須ミネラル、カリウムが含まれていて
血糖値を制御して、心身のエネルギーを均一に保ち、
疲労を防ぎます。

またアップルサイダー酢は、
体から鉄を放出するのを防ぎます。
鉄は心身共にエネルギッシュに
動ける体力を作る動力源です。

鉄はヘモグロビンとミオグロビンの主要な成分で、
全身の細胞に酸素を運ぶ役割を果たしています。

火を燃やすには酸素が必要なのと同じように、
酸素は身体のエネルギー(カロリー)を
燃やすためにも不可欠です。

また、脳内でセロトニンの材料である
トリプトファンが含まれていて、
ストレスを解消してくれます。

セロトニンは気分を高め、
リラックスするのに役立ちます。


6)ゴジベリー



ゴジベリーはうつ病や不安のような行動を
改善できることが分かっています。
毎日120ミリリットルのゴジベリージュースまたは
プラセボドリンク(偽のドリンク)を
14日間摂取しました。

エネルギーの改善、集中力、運動能力の向上、精神的鋭敏さ、
および落ち着きと満足感を報告しました。



7)ナッツ類




カシューナッツ、アーモンド、
ヘーゼルナッツにはマグネシウムが
多く含まれています。

マグネシウムは砂糖をエネルギーに変換する上で
重要な役割を果たし、エネルギーの無用な放出や、
放出速度にブレーキをかけてくれ、
制御してくれるのを助けてくれます。




8)ほうれん草、ビートなどの野菜



ほうれん草は鉄の優れた供給源です。
鉄は赤血球をつくるのに必要な栄養素です。
鉄は細胞に酸素をもたらし、
全身に回してくれます。

体内のすべての機能を正常に動かす為の
ガソリンのような機能を果たします。

もし鉄分が不足すると全身の組織が
酸欠になり疲れやだるさが現れます。

またビートには、硝酸塩が天然に含まれていて、
これは一酸化窒素を増加させ、
血管を拡張させ、全身の血流の流れを
改善してくれ、

多くの酸素を全身に行きわたらせてくれます。
これによってエネルギーレベルを
上げる能力を持っています。

またビートに含まれる赤色の色素である
ベタニン色素には極めて強い抗酸化能があり、
疲労回復効果、細胞の老化や
代謝機能の向上なども。

以前、弊社FBの記事で研究データーと
共に言及してました。


いかがでしたか?

ついつい自宅時間が長かったり、
在宅作業になるとフラストレーションが溜まって
コーヒーの回数が増えがち。

ただでさえ自粛でのストレスが
溜まっている中、わざわざコーヒーで更に
ストレスをためてしまうことがないよう、
もし飲む場合は量に注意が必要です。




Good virtues グッドバーチューズ