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2020/06/18 14:00
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/85bca9daa8db9264a07a0f5f07b49ef5.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
最近、物忘れをよくしがちな人いませんか?
「あれ?なんだっけ?」
「何しようとしてたんだっけ?」
ここは集中しなきゃいけないって時に、
どうもそわそわしたり、注意が散漫になっていたり。
何かに気が散ってしまい、深くまで考えられない。
うまく考えがまとまらずに、イライラ、
モヤモヤしている。
ケアレスミスが多くなる。
忘れものが多くなる。
中々思い出せない。
それ、脳霧が発生しているのかも。
字の通り、脳に霧がかかったような状態です。
モヤモヤして、イライラして、
ボーっとして、集中ができない状態。
頭のギアが重くて、重くてどうしようもない状態。
脳がとっ散らかった、ゴミ屋敷状態。
1つの考えを深く、フォーカスできずに、
他へ注意が向いてしまい、肝心なことをぐっと
掘り下げる為の集中力が欠如している状態。
ストレス、睡眠不足、栄養不足が原因で、
脳の霧が発生します。
当たり前ですが食べ物というのは
エネルギーの源です。
脳、メンタル、心臓、内臓、筋肉、
細胞、お肌の肌トラブルやアンチエイジング、
全てが繋がっていて、これら全てのエネルギーの源、
動力の根源は「食」にあります。
この脳霧は、食べ物でほとんどを
消し去ることができます。
高カロリーなジャンクフードや炭酸飲料ばかりでは
中毒性があり、違法薬物と同じ脳の経路を刺激されるので
「もっともっと」が止まらない、脳汁ダラダラで
自分が疲弊していることさえ気付かないやばい状態です。
そこで今回はこの脳霧を消し去るものを
下記にまとめてみたので参考に。
1)ウコン
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/2c5e488b0a38b9f6f3f01e820be52f69.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アダプトゲンに分類されているウコン。
ウコンが黄色なのはクルクミンという
成分によるもので、これはウコンの主成分であり、
強力は抗炎症効果があり、
脳の健康を守り、気分の高低、
記憶機能を改善してくれます。
また下記の2014年の最近の研究では
クルクミンの抗うつ薬のような効果は、
脳の海馬でBDNFとERK(細胞外シグナル調節キナーゼ)を
促進すると示唆し、クルクミンが
脳ホルモンBDNFを刺激し、
ニューロンの機能を強化および
保護できることが示されています。
BDNFとは簡単に言うと、
脳の神経を劣化させないようにしくれたり、
成長させたり繋げたりしてくれる、
重要なたんぱく質のこと。
2)キノコ
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/305ab4fb0431fa1e9e712aee21c3391b.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アダプトゲンに分類されている。
キノコにはビタミンDが豊富に含まれている。
ビタミンDは健康な骨や神経系の形成を
促してくれる作用があり、
セロトニンが少ない人にとって、
ビタミンDはホルモンとして働き、
セロトニンというホルモンの分泌を
促進します。
セロトニンは落ち着き、リラックス、
静かなやる気などモチベ向上、
新しいことへの意欲、集中力向上などに関わり、
うつ病を防ぐことでも知られています。
また脳の神経細胞にあるミエリンを
増やしてくれるとされています。
ミエリンとは神経の電気信号を
スピードアップ化をしてくれ
認知、判断、決断、記憶を
スムーズに行います。
逆にミエリンが失われると、
伝達速度が遅れて多くの神経が低下した
症状が出てくる。
3)ナッツ類(特にクルミ)
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/c0276e563ed5e161432922c63dffb790.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
クルミには脳機能を維持するのに役立つ
高濃度のDHAを持っています。
クルミはナッツ類でオメガ3脂肪酸を
最も多く含んでいます。
さらにポリフェノール、メラトニン、コリンなど
抗酸化値がナッツ類で最も高い。
他にも食物繊維、ビタミンA、B1、B6、
B12、D、E、K、マグネシウム、銅、
亜鉛、葉酸などビタミンやミネラルが豊富。
ちなみにコリンとは
記憶力と認知力を高めることができる
ビタミンBの一種です。
美肌と大いに関係もしています。
なぜかという脳の機能回復、
メンタルバランスを整える、
細胞膜を構成するのに必要な栄養素だから。
下記はコリンが豊富に含む
食品をまとめていますので
合わせて知っておくと理解がより進みます。
■健康で美肌に必要な栄養素とは
(別ウインドウで開きます)
4)ほうれん草
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/25a40353c1a72dd02e1f0c5d9c98e6ba.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
脳や身体の細胞を錆び付かせる
フリーラジカルから守り、脳や細胞の酸化や
炎症を抑えてくれる抗酸化物質が豊富。
軽度の認知障害のある人はルテインの状態が
低下していることが示され、
ルテインのレベルを上げると学習と
記憶が強化されることが示されています。
5)アボカド
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/16ee3633e78d3a3c16c9afd41d279f18.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アボカドはオメガ3、ビタミンB、D、E、
亜鉛、マグネシウム、鉄などのミネラルが豊富。
またビタミンEが豊富で認知機能の低下に
歯止めをかけてくれる。
亜鉛、マグネシウム、鉄などのミネラルは
細胞のエネルギー、スタミナ、動力に関わる
非常に重要なガソリンです。
身体全身の細胞の何百というところに、
これら栄養素が必要なスイッチがあります。
当然これらが不足すると身体がしぼんだように、
極度の疲労、睡眠不足、食欲不振、
ストレスの蓄積、倦怠感、些細な事で
ブチ切れたり、悲しくなったりと
気分のムラが極端に乖離し、
メンタルバランスが崩れる。
また注意散漫、集中力欠如にも影響し、
頭も身体もうまく回らない、
極度の疲労と貧血に襲われる。
6)サーモン
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/6742357c99f2169f8cbb1cb7a4722f05.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
サーモンはオメガ3脂肪が豊富、そして
特にDHAが豊富で、脳や神経系の
機能を強化してくれる。
多くの研究で、加齢に伴う認知機能低下の軽減、
アルツハイマー病からの保護、
メンタルバランスの安定、
脳の認知機能の向上が示唆されている。
魚以外では、クルミ、亜麻、チアには、
体内でオメガ3脂肪酸に変換できる
脂肪酸のアルファリノレン酸が
豊富に含まれています。
7)豆腐
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/1674117b37e23c086c0c934104cf9358.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
マグネシウムが豊富にある。マグネシウムは
身体の全ての組織に重要なガソリンのように
機能をする。身体とメンタルの燃料です。
筋肉や神経の興奮や緊張を鎮めてくれ、
神経、筋肉、心臓、脈拍、血液、
ホルモン分泌などが全て正常に、
健康的で、安定して維持できるようにしたり、
これらが乱れていると活性化して
くれたりという役目がある。
他にもたんぱく質や脂質などの生合成、
遺伝子合成など実に身体では300以上もの
酵素反応に関与している。
非常に重要な役割を担っています。
不足してしまうと、エネルギーが枯渇し、
当然、全身、脳が極度の疲労感に襲われ、
自律神経も乱れてしまい、睡眠に支障をきたして
睡眠障害、抑うつ、緊張、不安感が増大してしまう。
ストレスが抜けきれず、蓄積されてしまい、
慢性化してしまう。
いかがでしたか?
もし、どうも最近イライラする、忘れっぽい、
モヤモヤする、集中できないって方。
これらを少し意識してみてはいかがでしょうか。