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2020/07/15 14:00
あなたは怒りっぽいですか?
アンガーマネージメント、ちゃんとしてますか?
アンガーはAngerと英語で書いて”怒り”を意味し、
マネージメントは管理。
怒りを管理することって
本当に難しいですよね。
どういうポイントで怒りって発生しますか?
怒りを管理ができないと、イライラして、
罵声を浴びせたり、暴力的になったり、
攻撃的になったり。
破滅的、自滅的な行動をとってしまったり。
怒りを管理できないと、怒りの沸点が低く、
常にイライラしてストレスで、
爆発してキレまくり、
何かに怒りをぶつけてしまいます。
特に仕事でストレスや怒りが溜まり
悶々として帰宅した後なんかは、
家族、子供に、その怒りの矛先を向けてしまいがち。
でも、怒りというのは、その怒りを
自分の内側へと向け、何かの目標や
モチベーションにすることもできます。
良い怒りの向け方と言うか。
また怒りが込み上げてくるとき、
「なんでもっと簡単にできないのか」
「なぜいつもこうなんだろう。もっとラクな方法ないのか」と
ニーズを発見し、そこから大きな変革や素晴らしいサービスが
生まれるきっかけになることだってある。
いずれにしても、怒りをうまく管理する術を
知っておくことは、できるできないに関わらず
これからの人生に決して無駄にはならない。
1)怒りの引き金を把握する
何が原因で怒ってしまうのか。交通渋滞、行列、待ち合わせの遅刻、
たどたどしい口調、理不尽な接客、身なり、デスク回りの未整理など。
自分が何によって怒りが込み上げてくるのかを
客観的に、冷静に理解しておくこと。
2)その怒りはどうなのか
その怒りで、感情的に、衝動的に、
短絡的に何か行動に出る前に、
落ち着いて考える。
自分や他者の権利を奪おうとしていたり、
攻撃されたり、礼儀を欠いている事など、自分にとって、
他人にとっても良い方法に向かうようであれば、
その怒りはしっかりとした冷静な
口調で主張してもいい。
また状況が膠着状態(こうちゃく)な時に、怒りをあえて
表現することによって状況が変わり、一気に改善し、
前に進む時だってある。
単に怒りに任せて、相手を屈服させてやりたい、
論破してやりたい、ギャフンと言わしたいなど
ストレス発散目的で、自分本位の、
感情的なものであるならば、
それは怒りの意図として
適切ではないので、やめた方がよく、メリットがない。
その怒りはどうなのか。ということを把握すること。
3)沸点に達するサインを把握
怒りが沸点に達する前に、
どのような心理的、肉体的な変化が症状として
現れるかを把握しておくこと、
そういうサインを察知するよう心がけること。
ついつい怒るとこれら反応を見逃し、
握りこぶし、脂汗、鼓動の早さ、話す速度など。
メンタルで言えば、段階があり、
1:なんかおかしいぞ?
2:やっぱりおかしい
3:はぁ?なんでそこまで言われなきゃダメなの?
このように心理面による段階を、
ある程度把握しておくこと。
4)状況から一旦距離をとる
つい衝動的に相手を屈服させてやりたいなど
感情的になって怒るのであれば
自分の怒りを増長させ更に
煽ってしまうだけです。
怒りが高まっているときにできる最善の1つは、
できれば状況から身を引くことです。
主張や議論が双方で熱くなり、噛み合わなくなってきて
怒りが増長し、沸点に達して爆発しそうな場合は、
その場から離れてください。
タイムアウトをとることは、
脳と体を落ち着かせます。
怒りが込み上げてくると冷静な
議論ができなくなるので、
クールダウン後にでも、問題について
再度話し合うようにする。
5)他に集中する
お部屋、お風呂、トイレの隅々をいつも以上に掃除する、
子供と一緒に遊ぶ、粘土をこねてみる、絵を描いてみる
散歩、ジム、筋トレ、など身体を動かしてみる、
冥想をするなど。
一心不乱にでき、脳のチャンネルを変えてあげること。
怒りや反芻思考(くよくよ何度もネガティブなことで悩むこと)を
断ち切れます。運動をすることは、
脳内ホルモンでセロトニン、エンドルフィンという
ホルモンが分泌されます。
これらはストレス物質を緩和する作用があり、
リラックス、気分が安定している、
癒しなどメンタルバランスが整うホルモンです。
運動によりストレスの発散と
ストレス耐性度が上がります。
また運動後は脳がクリアになり、
課題や問題解決力も向上します。
6)捉え方を変えてみる
交通渋滞で怒りが出ると分かっている人は、
「1日何百台と車が走っているんだから、
そりゃ渋滞くらいあるよね。
仕方ないよね」など、その怒りに対して
事前にある程度のバッファ、余白を設けておく。
そうすればイライラしてすぐ怒りが
沸点になることもなくなる。
7)言い聞かせる
怒りがどんどん増してきたら「大丈夫、大丈夫、怒らない、怒らない」
「怒るな、怒るな、冷静に、冷静に」
と何度も心の中で唱えることで、冷静さを保つ。
8)落ち着く為のツール
これをしたら落ち着くという物を把握し、
常に準備しておくこと。
お香、アロマ、キャンドル、ハーブ、
ボディークリーム、穏やかな風景の写真、
お気に入りの音楽など。
いかがでしたか?
怒りの沸点は人によって違います。
理不尽に相手に怒りをぶつけていないか、
ただ感情的に罵倒していないか、暴力的になっていないか。
ストレスや怒りをしっかりと管理して
あげることはとても大事です。