Blog
2020/07/15 14:00
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/4fd69397a5a1bcb830774b46b214cdc5.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
あなたは怒りっぽいですか?
アンガーマネージメント、ちゃんとしてますか?
アンガーはAngerと英語で書いて”怒り”を意味し、
マネージメントは管理。
怒りを管理することって
本当に難しいですよね。
どういうポイントで怒りって発生しますか?
怒りを管理ができないと、イライラして、
罵声を浴びせたり、暴力的になったり、
攻撃的になったり。
破滅的、自滅的な行動をとってしまったり。
怒りを管理できないと、怒りの沸点が低く、
常にイライラしてストレスで、
爆発してキレまくり、
何かに怒りをぶつけてしまいます。
特に仕事でストレスや怒りが溜まり
悶々として帰宅した後なんかは、
家族、子供に、その怒りの矛先を向けてしまいがち。
でも、怒りというのは、その怒りを
自分の内側へと向け、何かの目標や
モチベーションにすることもできます。
良い怒りの向け方と言うか。
また怒りが込み上げてくるとき、
「なんでもっと簡単にできないのか」
「なぜいつもこうなんだろう。もっとラクな方法ないのか」と
ニーズを発見し、そこから大きな変革や素晴らしいサービスが
生まれるきっかけになることだってある。
いずれにしても、怒りをうまく管理する術を
知っておくことは、できるできないに関わらず
これからの人生に決して無駄にはならない。
1)怒りの引き金を把握する
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/1a039486263096a0e51012706e1d0e96.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
何が原因で怒ってしまうのか。交通渋滞、行列、待ち合わせの遅刻、
たどたどしい口調、理不尽な接客、身なり、デスク回りの未整理など。
自分が何によって怒りが込み上げてくるのかを
客観的に、冷静に理解しておくこと。
2)その怒りはどうなのか
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/9d7e4f13ec12777663e1e0d060a7a97d.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
その怒りで、感情的に、衝動的に、
短絡的に何か行動に出る前に、
落ち着いて考える。
自分や他者の権利を奪おうとしていたり、
攻撃されたり、礼儀を欠いている事など、自分にとって、
他人にとっても良い方法に向かうようであれば、
その怒りはしっかりとした冷静な
口調で主張してもいい。
また状況が膠着状態(こうちゃく)な時に、怒りをあえて
表現することによって状況が変わり、一気に改善し、
前に進む時だってある。
単に怒りに任せて、相手を屈服させてやりたい、
論破してやりたい、ギャフンと言わしたいなど
ストレス発散目的で、自分本位の、
感情的なものであるならば、
それは怒りの意図として
適切ではないので、やめた方がよく、メリットがない。
その怒りはどうなのか。ということを把握すること。
3)沸点に達するサインを把握
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/cf9811b13ffe4f63568af4592f06f6bb.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
怒りが沸点に達する前に、
どのような心理的、肉体的な変化が症状として
現れるかを把握しておくこと、
そういうサインを察知するよう心がけること。
ついつい怒るとこれら反応を見逃し、
握りこぶし、脂汗、鼓動の早さ、話す速度など。
メンタルで言えば、段階があり、
1:なんかおかしいぞ?
2:やっぱりおかしい
3:はぁ?なんでそこまで言われなきゃダメなの?
このように心理面による段階を、
ある程度把握しておくこと。
4)状況から一旦距離をとる
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/7c0704e6d46b4a24f5503af140b97bd5.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
つい衝動的に相手を屈服させてやりたいなど
感情的になって怒るのであれば
自分の怒りを増長させ更に
煽ってしまうだけです。
怒りが高まっているときにできる最善の1つは、
できれば状況から身を引くことです。
主張や議論が双方で熱くなり、噛み合わなくなってきて
怒りが増長し、沸点に達して爆発しそうな場合は、
その場から離れてください。
タイムアウトをとることは、
脳と体を落ち着かせます。
怒りが込み上げてくると冷静な
議論ができなくなるので、
クールダウン後にでも、問題について
再度話し合うようにする。
5)他に集中する
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/15af22cbc22585aedd61065957207d7d.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
お部屋、お風呂、トイレの隅々をいつも以上に掃除する、
子供と一緒に遊ぶ、粘土をこねてみる、絵を描いてみる
散歩、ジム、筋トレ、など身体を動かしてみる、
冥想をするなど。
一心不乱にでき、脳のチャンネルを変えてあげること。
怒りや反芻思考(くよくよ何度もネガティブなことで悩むこと)を
断ち切れます。運動をすることは、
脳内ホルモンでセロトニン、エンドルフィンという
ホルモンが分泌されます。
これらはストレス物質を緩和する作用があり、
リラックス、気分が安定している、
癒しなどメンタルバランスが整うホルモンです。
運動によりストレスの発散と
ストレス耐性度が上がります。
また運動後は脳がクリアになり、
課題や問題解決力も向上します。
6)捉え方を変えてみる
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/dc55435730ab40bc2cc0d964cf1873dd.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
交通渋滞で怒りが出ると分かっている人は、
「1日何百台と車が走っているんだから、
そりゃ渋滞くらいあるよね。
仕方ないよね」など、その怒りに対して
事前にある程度のバッファ、余白を設けておく。
そうすればイライラしてすぐ怒りが
沸点になることもなくなる。
7)言い聞かせる
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/97136d592fe5b7a561bfd0245f8f1c71.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
怒りがどんどん増してきたら「大丈夫、大丈夫、怒らない、怒らない」
「怒るな、怒るな、冷静に、冷静に」
と何度も心の中で唱えることで、冷静さを保つ。
8)落ち着く為のツール
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/244ddbb05d8d7ab9733cb588e81bdbb7.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
これをしたら落ち着くという物を把握し、
常に準備しておくこと。
お香、アロマ、キャンドル、ハーブ、
ボディークリーム、穏やかな風景の写真、
お気に入りの音楽など。
いかがでしたか?
怒りの沸点は人によって違います。
理不尽に相手に怒りをぶつけていないか、
ただ感情的に罵倒していないか、暴力的になっていないか。
ストレスや怒りをしっかりと管理して
あげることはとても大事です。