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2020/07/16 14:00




そろそろ暑い夏がやってきます。

そして気になってくるのが紫外線。

SPF:Sun Protection Factor は紫外線B波(UVB)を防ぐ指標です。
UVAを防ぐ指標はPA。

皮膚が赤くなるのに20分かかる場合、
SPF15の日焼け止めを使用すると、理論的には
15倍長くなって、約5時間発赤を防ぎます。

紫外線にはUVAとUVBがあり、Aは皮膚奥まで、Bは表面。
シミ、シワ、たるみ、赤み、炎症・・
皮膚にダメージを与える。


UV対策では平均15くらいを目安でという人もいれば
30以上を推奨している人もいて専門家によってまちまちのよう。


下記は、これからの季節に摂取したほうがいいものを
まとめてみた。



1)レッドラズベリーオイル




高濃度のビタミンA、E、必須脂肪酸であるαリノレン酸など
乾燥したお肌に栄養を与えて炎症をケアして潤し、
新しい細胞の成長を促進してターンオーバーを正常化してくれる
抗酸化作用が高いラズベリー。

2000年に公開された研究ではレッドラズベリーオイルは
UVB光線の28-50(SPF)および
UVA光線に対する8(SPF)あるという研究。

この研究が公開されて以来、これが定説になり
各社採用してきました。

しかしこの研究自体、実際に比較対照して
裏付けを行われたわけではなく、

ここ最近、この研究に疑問符が付き、
どうやらそんなにSPF高くないし
日焼け防止の効果ないぞって意見が続出し、
これが今んとこ有力。

下記のサイトの画像。
自身の身体でビフォーアフターの実験されていて
分かりやすいですね。


ただラズベリーにはUV対策としてよりも
太陽光によるダメージの保護という観点でいうと優秀。

ビタミンEは乾燥したお肌をケアして
バリア機能高めてくれるし、またフリーラジカル、
つまり紫外線やストレスなどから
細胞を錆び付かせてくる敵から守ってくれる。

またビタミンAも非常に濃度が高く、
免役サポートしてくれ、代謝を上げてくれ、
細胞保護してターンオーバーも整えてくれる。

AもEもコラーゲン生成を刺激してくれるから
お肌の弾力性とも絡んでいる。

またポリフェノールと呼ばれる非常に
抗酸化作用の高い有益な微量栄養素も
たくさん入っています。

これから暑くなってくると、オイリー肌なのに
乾燥しているという複雑な状態に陥りやすい。

でもこのレッドラズベリーオイルにはリノール酸という
脂肪酸が含まれていて、お肌の皮脂バランスを
コントロールして、油分と水分のバランスを整えてくれるので

天然のニキビ治療薬として機能し、他の抗酸化作用も
相まって、毛穴を詰まらせないという作用があります。



2)アボカドオイル




アボカドオイルは、ビタミンA、B、D、E、レシチン、
お肌にとって良い脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸、
パルミチン酸など豊富です。
パルミチン酸のおかげにより皮膚組織への吸収率が非常によいことでも有名で、
人の皮膚とのなじみがよく、素早くお肌隅々まで行きわたらせて栄養を与えてくれ、
水分蒸発を防ぎ、表皮または外皮層を再生する皮膚軟化剤として機能します。
アボカドオイルは、日焼け止め成分としてSPF4あります。


3)ココナッツオイル




脂肪酸と保湿成分が豊富で、
抗菌、抗真菌の特性を備えています。
当初の研究ではココナッツオイルはSPF7あるからシアバターよりも
あるんだぜってのが定説だったけど2016年International Journal of Cosmetic Sc​​ience
ではSPFは1にも満たないと結論付けているから
今はこちらが有力かな。

ただ、ココナッツオイル、UV対策よりも
太陽光のダメージやお肌の炎症を鎮静、保護する作用が高く、

2018年の研究では乾燥した肌の参加者へ2週間ココナッツオイルを
使用した後、肌の水分補給に大きな改善が見られたということ。

また2017年の研究ではココナッツオイルによる
UVBの照射後、お肌の炎症発生を抑えられ、
これは高レベルのポリフェノールと脂肪酸が、
バリア機能を強化して炎症を防いでくれることが
1つの要因と示された。



4)ヘーゼルナッツオイル



豊富なビタミンEはオレイン酸が豊富で、
マグネシウム、カルシウムなどのミネラルや
ビタミンB、Eが豊富です。

敏感肌と乾燥肌に理想的。ビタミンEでお肌を
乾燥したお肌を保湿してひび割れや炎症をケアして
潤いで包みます。またヘーゼルナッツにはタンニンという
抗酸化物質は乾燥から守り、また毛穴を清潔にし詰まりをオフして
ニキビにも効果的。SPFは15。



5)ヘンプオイル





ヘンプの種からとったオイル。
オメガ3やオメガ6を含む必須脂肪酸、ガンマリノレン酸(GLA)などの脂肪酸、
ビタミンA、C、Eです。お肌を保湿して、皮膚の炎症を緩和、
皮膚細胞の修復。SPFは6です。



6)マカダミアンナッツオイル



お肌の代謝促進や潤い、水分蒸発を防ぎ抗炎症作用のあるオレイン酸、
湿疹、炎症、痒み、ニキビなどから守り、
バリア機能を高めてくれるリノール酸、シワを消し、
「若さの脂肪酸」とも言われるパルミトレイン酸は
どのオイルよりも多く含まれています。

脂肪酸が豊富。またビタミンEの優れた供給源です。
人間の皮脂と似ているので保護膜として働き、
お肌を柔らかくします。

お肌に栄養を与えてくれ乾燥を防ぎ、
人間の皮脂とうまくなじんで、
天然のコーティング剤として機能します。
SPFは6です。


7)ブラックシードオイル




100種類以上の活性成分、30種類以上のミネラルが含まれ
確認されているアミノ酸は15個含まれていて、
9つの必須アミノ酸のうち8つを含み、
他にもタンパク質、ビタミンA、B1、B2、B3、C、ベータカロチン、
ビタミンK、ナイアシン、葉酸
カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、セレン、亜鉛、リンなどなど。

このオイルのキーと言われている
4つの主要な強力な天然化学物質チモキノン(TQ)(30-50%含まれています)、
チモヒドロキノン(THQ)、チモール、ニゲロンというのが
抗菌、抗炎症において非常に有効であるという
研究や論文が何百と出ており、近年その謎が少しづつ解明されてきた
非常に古いようで、新しいオイル。

その幅広い栄養価は心身の生体機能の弱いとこを補完してくれ、
生きていくのに必要な心身機能をワンランクアップさせてくれる
そんなオイルと言われています。


他にも2019年韓国公州国立大学の研究では
ブラックシードオイルに含まれているチモキノンは
メラニン形成に対する阻害効果があると研究されています。

チモキノンによるメラニン形成に対する阻害効果は、
B16F10マウスメラノーマ細胞のβカテニン経路を介して媒介されます


メラニン形成に対するブラックシードオイル(ニゲラサティヴァ油)の効果
ブラックシードオイルの美白効果に関する研究

ブラックシードオイルには、更に、
十分な量のビタミンAとEが、ダークスポットと傷跡を減らして、
皮膚組織を若返らせてくれる。

ブラックシードオイルには
抗酸化作用は細胞膜を損傷するフリーラジカルを阻止し、
免疫系を強化され、細胞の再生とコラーゲンの産生を促進してくれるし
肌に潤いを与えるリノール酸も含まれていると。




いかがでしたか?

これからの季節、UVとはうまく付き合っていく必要があります。
これらオイルを少し参考にしてみてください。



Good virtues グッドバーチューズ