Blog
2020/08/05 14:00
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/0169821383180b787f919c7e0bf50586.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
大抵の女子は知ってる「腸」の大切さ。
腸が汚れていると、あらゆるところでガタがきます。
大切なことは分かってるけど、具体的に
あまりよく分かっていないって人もいると思う。
腸の役割って栄養の「吸収」と
不要なものを「排出」する。
食べ物って食べただけではなんら意味なくて、
それをしっかりと消化する、
そしてそこから栄養を吸収し、
有害な物質は排泄する。
ここではじめて体内に
栄養が入るという状態になります。
また腸って「第二の脳」と言われていて、
脳と腸って自律神経、ホルモンを介して、
お互いが繋がっています。
双方で信号をやりとりして
コミニケーションをとっています。
不安やストレスを脳で感じると、
腸へ信号が送られ下痢や腹痛になるし、
腸へ悪い細菌や傷つけるものが侵入すると、
脳へ送られ不安や緊張が増幅します。
これらはストレスや菌への一種の防御反応でもあると
言われていますが、慢性化すると生活の質は
下がり、良いことではありません。
日中に出るホルモンでセロトニンは心がゆとりのある、
リラックス、モチベのある、安心感など
別名幸せホルモンとも言われているホルモンですが、
この体内のセロトニンの90%は腸(粘膜)にあり、
腸の運動に関わっています。このセロトニンも
多すぎると下痢になり、少なすぎると便秘になり、
便通とも関連していると言われています。
腸の健康状態が悪い場合
1:気分が悪くなる、不安になる、落ち込む
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/6853f1d379153ecbcfb7f2bb50c25474.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
上記の通り腸でセロトニンがほぼ作られている。
だから腸の健康状態が悪いとトリプトファン(セロトニンの材料)を
吸収して、セロトニンを作る可能性が低くなり、
気分が悪くなったり、不安になったり、
落ち込んだりする可能性がある。
2:ストレスを感じる
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/4d86514f5b88ea64c1473b1137cba88b.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
これも上記の通り、悪さをする菌:悪玉菌が増えたり、
善玉菌の数が少ないと、脳へ信号を送り、
不安感が増幅したり大きなストレスを感じてしまう。
ストレスがたまると、副腎からコルチゾールという別名
ストレスホルモンと呼ばれている
ホルモンのレベルが上昇し、慢性化すると、
うつ病やその他メンタルバランスが
崩れてしまいます。
健康的な食事をして善玉菌(ビフィズス菌)の数を
増やすことで、コルチゾールの分泌レベルを低下させ、
ストレス管理をサポートしてくれる。
3:便秘や下痢
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/ed8cd033f69b735d39f4bd1223328588.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸が弱ると、膨満感、下痢、便秘、
ガスが溜まることです。
これは1つのサインでもあります。
腸内にいる細菌のバランスが崩れたり、
腸の生態系が変わったり、
菌が悪さをしていたりなど
なんらかで腸内細菌によって変化していて
それがこのような炎症を
起こしてるという可能性が高い。
4:ニキビが増える
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/51a60df4f647f6e48c1f85b944af9f4b.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸が弱ってしまうと、消化が悪くなり、
老廃物をしっかりと分解できずに蓄積していき、
また自律神経も乱れてストレスも溜まる。
そして腸が弱ると栄養も効率良く吸収できない。これらで
お肌に負担がかかり、ニキビや肌荒れが出てくる
5:不眠になる
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/ba9c94664eaf36cc5c90be46ad9d124b.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸が弱ってしまったり、腸内環境が悪いと
自律神経も乱れ、セロトニンも減少し、不安感や
ストレスを感じやすくなるので
眠りも浅くなってしまいます。
6:脳霧が発生する
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/6ccfb5cf6025647bc237dbe02931c7e2.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸が弱ると、消化されなかった食物粒子や毒素が消化管から
漏れ出て血流に入り、脳をモヤモヤさせる脳霧を発生させる。
集中力の欠如、注意力が散漫、
モチベの低下などが起きてしまいます。
腸の浄化は体と脳をリセットするのに役立ちます。
■何しようとしてたんだっけ?脳霧を取り去る7つのリスト
(別ウィンドウで開きます)
7:砂糖の渇望があります
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/ef75282ec3d2dc82d4aa047be2d5409d.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
腸内の悪玉菌は砂糖が好物です。
悪玉菌に栄養を与えて、数が増えていきます。
そして、体は糖分が多い食品を渇望します。
いつもより砂糖を欲しがっているのに気づいたり、
砂糖の衝動を抑えることが難しい場合は
腸内環境の菌バランスの乱れの
サインでもあります。
腸内環境を整えてくれる食べ物として
1)発酵食品
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/86f4c7b0478b36481318995a840239b3.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
納豆、ケフィア、キムチ、ヨーグルト、チーズ、昆布茶など。
これらは善玉菌の健康的なバランスを促進してくれます。
2)りんご
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/6fe7960748f04366718cdedc4bcbed6d.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
食物繊維のペクチンが豊富で、
腸内の善玉菌の大好物なポリフェノールも
たくさん含まれているので善玉菌がうまく働き、腸内環境が整えられる。
Frontiers in Microbiologyの研究では、
リンゴ全体に1億の細菌が含まれていることがわかっています。
3)エンバク(オーツ麦)
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/5debd535321752ef84045d924fd4fc32.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
食物繊維が非常に豊富。
善玉菌に栄養を与えるタイプの炭水化物です。
4)ニンニク
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/86f7ae37a39dd5bc48c2b890d451d523.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
水溶性食物繊維含有量が全食品の中でもトップクラスの
ニンニクにはイヌリンという食物繊維が豊富。
またフルクタンと呼ばれるオリゴ糖も含まれており、
善玉菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖で、
腸内で菌数を増やしてくれる。
5)ヌルヌルした食品
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/347734b66b1b32506bff53beacc07cc7.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
昆布、わかめなどの海藻類、
オクラ、山芋、長芋、こんにゃくなどは
善玉菌にエサを与え、善玉菌を増やし、
悪玉菌を減らすなどの整腸作用があります。
消化酵素のアミラーゼなどが多く含まれているため
美容、スタミナ増進、消化促進作用に。
疲れているときや内臓が弱っている時などにも効果的。
5)ウコン
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/a8fd76cd5573e1c7177ea3089f1988e7.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アダプトゲンに分類されているウコン。
ウコンは体内と脳や神経の高ぶった炎症をとる主成分である
クルクミンは脳と腸を整えてくれ、また
ビフィズス菌が増え、善玉菌を増やし、
悪玉菌を減らしてくれる作用があります。
6)生姜
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/a186175ddb4c06468b69b9c3a68d3bc1.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
アダプトゲンに分類されていて、
生姜なしでは混ぜた生薬、漢方薬は成り立たないほど。
腸内の細菌やウイルスの感染性増殖を抑え、
下痢の症状を軽減し、また食物繊維が豊富なので
腸内細菌のエサになり腸内環境を整え便通を良くてくれる。
いかがでしたか?
このように腸内をクレンジングすることっていうのは
お肌の美容面だけではなく、
メンタルバランス安定、モチベ向上、集中力、
リラックスなどのメンタルヘルスやストレス管理と
密接に絡んでいます。
コロナによって色々と新しい生活スタイルとなり、
不慣れな部分や先行きが見えない未来に対して
不安だったりしますが、
慢性化したストレスや
イライラを減らすように自分自身を管理して、
日々、腸をいたわり、少しでもイライラしたり、
不安を取り去るようにしていきたいですね。