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2020/09/28 14:00



人生いいことばかりではありません。
何をやってもうまく行かないっていう時、
誰しも経験があると思うし、今、現状が
その真っただ中って人もいると思う。

「私の人生、本当つまらない」
「人生最悪・・・」
「ドン底だ・・・」

そう、最善を尽くしているのだけど、どういうわけか
やることなすこと全てがうまくいかない、全てが空振り、
うまく行かない、行き詰まりを感じるなど
そんな時ってありますよね。

そんな人生最悪って思える時に、どのようなことを
すればいいのかっていうことを、少しでも知っていれば、

ドン底のように感じる状況も、
そこから1歩を踏み出し、顔を上げ、次に進もうという
気持ちのスイッチングや、トンネルの先に見つかる
光明が射しこんでくる速さも、何も知らないよりかは、
多少は早くなるのでは。



1)自分の感情を認めてあげる



物事がうまくいかないとき、自分の思い描いた通りに
進んでいない時、「え?なんで?」という
不満が沸き起こります。

また自分ではコントロールしようがない不可抗力な
出来事に遭遇すると、「なんで私だけなの?」
「なんでこういう日に限って今それが起こるの?」と
イライラが爆発したり。

それはでも自然なことです。大丈夫。
こういう感情を押しのけようとしたり、
「あーだめだな自分って」と卑下する代わりに、
それらを受け入れて処理します。

「あー今いらついてるなー」と「あー今不満だなー」と
口に言葉に出して認識するだけでも違います。

なぜならモヤモヤした得たいの知れない感情を
衝動的に吐き出しているわけではなく、
口に出すことで、モヤモヤした感情に焦点をあて、
整理していることになっているから。

■自己不信に立ち向かうための7つこと
2)感情にラベルを付けることより



どんなに頑張っても、どれだけ働いても、
いくら努力しても、うまくいかないことがあり、
頑張っても実らないことだってあるということを、
そしてそれも人生だってことも認識しておくこと。
自分を過信し、過剰な期待はしないこと。

しっかりと自身の敗北を受け入れる為の
箱、スペースを心に確保しておき、

復活できない、立ち直れないほどの大きな
傷を負ったダメージや絶望感から守る
スペースも用意しておくこと。

それから先に進める。新しい一歩を踏み出し、
2歩も3歩も歩み続けること。新しい行動を起こすこと。

どんどん過去にしていく。
固執、執着しない。

そうすれば、次へと動きだしているので、過去は
ものすごく過去のことにも思えるし、
早く明日へと向かうこともできるし、何より
自分に強くなれる。


ちなみに「なんで私なの?」という言葉は
自分が犠牲になったという気持ちがより高まってしまい、
不満な感情をますます強くしてしまい、

状況が歪んでみえて、うまく状況に
対処しにくくなったりすることが多々あります。

なんで私なの?の代わりとして
「次にとるべきアクションは?」という言葉に
置き換えてみる。

そうすることで、不満で満たすよりも
自分の感情をコントロールできるようになり、

具体的に、次にとらなくちゃいけないアクションプランを
練り始めるので、何が自分ができるのか、

何をしなければいけないのか、ということに意識が向けられ、
現状も理解でき対処もしやすなります。

また、フラストレーションやストレスを減らして、
もう一度前に進むことができるようにするには
過去や未来にいってしまっている思考を、
今この瞬間に集中することで、
断ち切ることができます。
つまり、マインドフルネスです。

自分の呼吸に集中すること。
目を閉じて座って、鼻から出入りする空気、
呼吸のカウントに集中します。

通常よりも穏やかで少し深い呼吸をし、
腹部(胸ではなく)で呼吸するようにしながら、
1〜2分間行います。

複式呼吸とは、息を吸う時にお腹を膨らせて、お腹に空気を入れ、
吐くときに、ゆっくりと凹ませていく呼吸法です。

副交感神経が優位になり、リラックス、落ち着き、
ゆとりが生まれます。
鼻から息を4秒間吸い、7秒間息を止め、
8秒間息を吐く。
秒にこだわらなくてもよい。
自分で1、2、3、4、とカウントする。

今に焦点をあてること。

ほんのわずかな時間だけど、
落ち着き、集中しやすくなり、

もう一度明確に考えることが
できるようになります。


2)正面から問題を処理する



何もかもうまくいかない時ってもう絶望感や自己否定の
感情に入ってしまったり、それを抑え込もうとしたり、
放置したり、逃げてしまったり、隠したり。
それらを無視しないこと。

本気でメンタルがやばい時は、その状況から距離をとり、
逃げてもいい。そしてゆっくりと休息し、回復するまで
待つというのも1つの手段です。

でもそれ以外は無視、放置しないこと。

紙に問題を書き留めること。

すぐに可能な限りの解決策、
現時点がどういう状態なのか、
感情がどんな感じかなどを書き留めることで、

頭もまとまり、最適なソリューションが
見つかりやすくなる。

忙しい、疲れているを言い訳にしない。

問題に対処するために、向き合いう少しの
時間をとること。

これが結局は、長期的な時間の節約に繋がり、
また苦痛な感情やストレスを緩和して
くれることにもなる。


3)感謝



人間感謝している時、同時に否定的に考えることは
脳のシステム的に不可能な作業であり、物理的に
不可能な作業です。

2016年インディアナ大学で行われた
感謝の気持ちというのが、脳へどのように
影響するのかという研究で、

参加者は、3週間、簡単で短い感謝の気持ちをメモに書いた後、
MRIで参加者の脳をスキャンして測定したところ、
学習、判断、意思決定に関連する、
脳の前頭前野という領域の神経感度が
高くなったということがわかったって研究。

つまりは否定的に物事を捉えるのではなく、
現状を冷静に分析しだし、答えを導きだし、
あとは決断、決定してアクションを起こすという
サイクルに入りやすく、次に繋がりやすくなる。


・温かく、雨風しのげる住む場所があること。
・十分な飲み水。
・いつでも物が買える
・夕日や森の中でのんびり散歩

普段考えない、当たり前に感謝する。
その感謝を紙に書き、リスト化しておき、
のちにその感謝リストを見返す。

友人、同僚、家族、両親とのたわいもない会話や
当り前にやってもらっている家事、業務、食事など
仕事やプライベートで、普段の当り前について
改めて振り返り、それに感謝しノートに書き記すこと。

そうすることで、自分はなんて恵まれているんだと再考でき、
自分のポテンシャルはまだまだ無限大にあること、
そして自身の可能性を最大限に引き出すことにも繋がります。

感謝リストもしかり、他にも
下記のようなことをリスト化しておくといいと言われている。

・毎日、起こった良いこと

・5年後、10年後のあなたが全て
思い通りになり、見事に達成し、理想的なライフスタイルを
送っている場面、どんなことを成し遂げたか、
達成しどう感じるのか、何をしているのかなど。

これらを紙に書いたりしてリスト化しておき、
辛い時やうまく行かない時に見返すこと。


他には、他人へ優しくする、見返りのない善意を施す、
力になってあげる、支援する、自分のスキルを
無償でシェアするなどは、脳にオキシトシンという
ホルモンが分泌されます。

これは「幸せホルモン」と呼ばれていて、
オキシトシンは多幸感を与えてくれるホルモンです。

例えば、マッサージを受けるとたくさん分泌される。
身体が楽になるだけではなく多幸感くれる。
そして他人へマッサージすること=善意を施すことでも
分泌される。つまりはやってる側もやられている側も
分泌されるってこと。

「感謝」や「親切」は、脳科学的にも悲惨や絶望の
緩和剤となり、積極性を高めてくれることは
幾多の研究でも既知の事実なので、
それを活かしていくこと。

中々自分が迷走している時やうまくいかない時に
自分のことで精いっぱい、これらを実行することは
非常に難しいですが、たまには時間を設けて、すこし
振り返り、感謝リスト、良いことしたリストを作り、
また、たまには、近しい人へ、何かを手伝ってあげたり、
言葉をかけてあげたりなど簡単なことでもいいので
気遣ってあげること。


4)小さく前向きなアクションをとることに焦点をあてる



人はみな、時間の80%を否定的な状況を思い、悩み、
考えることに時間を費やし、肝心な解決策を探すために使用する時間は、
わずか20%の時間だけだと言われています。
この比率を入れ替えること。

物事をより良くするためにできる、前向きな
小さくていいから、そのステップや計画について
考えることに集中する。復活の狼煙(のろし)をあげる為の
プランは、小さくてもいいから立ててみる。

下記は1%の改善ルール案を示した具体的な方法です。
より理解が深まります。
■自分を改善するのに必要な4つのこと


現時点では少しの時間だけでもいいから、
多くの時間を費やすようにすること。

そうすることで、もう一度前進するときに、
自信が増し、アクション最中も集中し、
自分の状況を、自分でコントロール
できているという気分にも繋がります。

物事をより良くするためにできる、
望むところへ着地できるように、
小さく、小さく、行動をとっていく。
状況が少しでもよくなっているんだと感じられるように。

この困難な時期は一時的なものであり、
永続的には続かないんだということも実感してきます。


また普段から、常に勝利のリスト、
自分を高めるためやこれまでに達成した、
うまくいったことを書き、リスト化しておくこと。

勝利のリストとは

・朝は5時に目を覚ましすぐに起床できた
・今朝、瞑想5分した
・運動は1日置きにするようになった
・今日は20分の散歩に行った
・ブログ記事を毎日書き終えることができている
・ドーナツを食べないことにした
・コーヒーを飲まないようになった

既に成し遂げていること、
前向きな行動に、すべてのリスト化しておくことで、
行き詰まった際にも自分に自信が持て、自己否定し
自己肯定感を下げずに、前に進もうという
気持ちにさせてくれるから。


5)責任を他へ押し付けない、言い訳をしない




問題がなかなか上手く解決しない場合でも
人や環境にせいにしない。

うまくいかないのは、両親のせい、友人のせい、
また環境のせいではない。

あなたの行動はあなた次第。非難しても
時間とエネルギーの無駄で、なにも変わらない。
誰かのせいにする代わりに、解決策に取り掛かること。


いかがでしたか?こうやってみると
「書く」ことってほんとに重要です。

うまくいかない、最悪の時の気持ちや感情に
立ち向かい、そして感謝の気持ちを表し、
ネガティブな物事にフォーカスするのではなく、
人生の「善」にフォーカスし、今に集中する。
そして次へのアクションプランを練り1歩を踏みだす。

どんなに悲惨であっても、受け入れ、
自分人生に責任を持つことが重要ってことで。

おあとがよろしいようで。
今日はこのへんで。
おしまい。





Good virtues グッドバーチューズ