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2020/09/30 14:00
「迷っている時に思い切った決断をする時」
「何をやってもうまくいかない時」
「新しい物事に挑戦する時」
「夢や目標を達成しようと進んでいる時」
「ピンチや障壁が目の前に立ちふさがる時」など、
この時、大事な事は、最終的に
自分を信じきれるかってところ。
最終的に責任を負うのは、他人や環境ではなく、自分。
自分のことをいかに信頼しているか。つまり自信ですよね。
自己への信頼が低いと、自己疑念が増大してしまい、
アクションが取れない状態、意思決定が下せない状態、
すぐに諦める状態になる。
自己を信じると、自分の選択や決断に自信を持ち、
明確になり、思い切ったアクションをとれたり、
過ちを乗り越えて、立ち上がってもう一度
試すことだってできる。
自分自身を信頼することって言葉では簡単ですが、
これがなかなか難しい。
特に自分に失望した時や、頑張りが報われない時など、
いわゆるうまくいかない時に、
自分を心から信頼することに非常に苦労しますよね。
自分とのコミュニケーションがうまくいかない状態。
自分とうまくコミュニケーションをとらないと
すぐに心の中で「ネガティブなセルフトーク」で
自分を罵倒し、汚い言葉で自分を傷つけてしまう。
自己否定、罪悪感、自責の念。
自尊心の低下、自己肯定感がどんどん低下していく。
本来、自分を一番信じ、一番自分を愛して、
可愛がって、寄り添って自身を大事にしてあげないと
いけないはずなのに・・・
自分の能力を一番信じてくれるのは、
両親や家族、友人ではなく、自分自身です。
そこで、自分を信頼する方法として、
下記にまとめてみた。
1)自分への信頼を低下させる交友関係
自分の自己信頼を揺るがす人、自分のことを利用したり、
あなたが成功してほしくないと思う人であり、
疑問を呈して、頭ごなしに否定してくる人です。
このような交友は深く付き合わないようにすること。
このような人達は他人の人生を否定したいだけで、
こちらが失敗しようがうまくいこうが
知ったこっちゃなく、鼻からまったく興味が
ないということが多い。
2)自分の時間をとり対話する
過密にスケジュールをとり、
何をするにも、どこへいくにもスマホをいじる。
休まることなく、静かで、内省できる
時間がない場合は、自己への信頼を
損なうリスクがある。
スピードを意識的に減速させ、
自分の心をじっくり観察する時間を設けること。
週に1回、1時間か2時間を割いて、
自分自身の感情と向き合う時間を作ること。
呼吸を整えて、瞑想したり、
内面を見てみること。
「最近、どのように感じているか?」、
「自尊心を高めるために必要なことはあるか?」、
「今の自分には何が必要なのか?」
ここでの気づきや考えを整理して、
新たな行動につなげていきます。
3)小さなものから始めて、大きなものを構築する
自己への信頼に疑問を持ち、自分への信頼が低下することが
よく起こる場面として、難しすぎる目標や
達成が現実的ではない制限時間を立てて、
その実現が出来なかった時に、失敗感、
敗北感が起こりやすい。失敗感を感じると、
自分への自信と、自分を信頼する能力が低下を招きやすい。
大きな目標を1つ設定する代わりに、
大きな目標へと通じる道、
結果的に大きな目標に到達する、導いてくれる、
小さな目標、実現可能な小さな目標を
多く設定してみる。
小さく分解することで、大きな目標がより
現実的になります。また、途中で小さな
目標を達成しながら、自分への自信と信頼を積み上げていける。
4)自分と約束、誓う
自分で立てたルールをしっかりと守ること。
守ることを維持し、習慣化できれば自分への信頼も高まる。
これは3)の大きな目標に通じているような
直接的な道ではない。
一見無関係な道だが、自分への信頼を大きく
向上させる。そして3)で立てた、
大きな目標達成速度を加速させてくれる。
小さなこと、簡単なことを、達成していくことで
自信と勇気を高めていく。
・朝20分のウォーキング
・木金の帰りはエレベーターではなく階段を使う
・毎日入浴前に腹筋5回
・毎朝ごはん後にはサプリをとる
・出かける前に必ずベッドメイクをする
・午後の間食はナッツに置き換える
小さな目標を①一番左の列に、②あとは曜日、
③最後の列に達成後の報酬を書く。
自分を信頼することを、
どのように行っているかを行動を追跡して視覚化しておく。
例えば、①に朝20分のウォーキングを目標にして、
②毎日歩いた時間や歩数を記載して、③報酬は
「月から金まで続けたら土曜日は好きな映画2本見る」とか、
「新しい服を買う」とか。
数字としてカウントできないもの、
例えば、①出かける前に必ずベッドメイクをするなどの場合は
②に「やった」とだけ書く。③報酬で6日間続けられたら
日曜日はゲームを罪悪感なしに1時間してもOKなど。
報酬は与えすぎないように注意すること。
また難しすぎる目標は立てないこと。
頑張ればなんとかなるくらいのレベルを
目指すこと。
5)自分を肯定できる点をメモ書き
自分自身について、
小さくてもいいから「長所」を書きなぐる。
そしてリストを作成する。
ここでは積極性に焦点を当てているため、
「短所」は含めない。
1.自分自身について好きなこと
内面、感情、性格、外見、
なんでもいい。全て思いつく限り
自分のここが好きって部分を書きまくること。
2.これまでの成功体験、勝利の追跡
うまくいったこと、賞賛されたこと、
人よりもうまくできたこと、早くできたこと、
簡単にできたことなど。
これらで、自分がどれほど優れているのかを
確認でき、また得意分野の再確認や
意外な素質や可能性を発見できたりすることも。
「意外とここ伸ばせるんじゃね?」って発見。
当時褒められた事が今当たり前のように
できていることで自分の成長を感じることもできます。
落ち込んで自分を信用するのが難しく感じるときは、
このリストで早期に立ち直るのを助けてくれます。
6)挑戦する
定期的に自分自身に挑戦することは
自己の信頼を高めてくれる。挑戦へのリスクを厭わない。
その課題が達成できる、できないに関係なく、
自分に挑戦を与えることは、
「自分は困難なことに挑戦するのに、十分な価値がある人間だ」
というメッセージを自分に送信することになり、
自分の自尊心と自信が育ちます。
7)自分の決断が上手くいった時のリスト
人は自分の決断がうまくいった時のことを
すぐに忘れてしまい、そして決断がうまく
いかなかった時や否定的な習慣を過度に心配し、
拡大してしまうことがあります。
人間はネガティビティーバイアス、
つまりネガティブ面にフォーカスするのは
DNAレベルで深く記憶されている。
ネガティブにフォーカスできる能力があったから
無鉄砲に敵に突っ込まずに、祖先は過酷な環境をも
生き延びてこれ、私達が生きている。
そう、人間の脳の構造上、それは仕方ないこと。
だからこそ、自分を信頼することで、実践した
結果、その判断がうまくいったことや
自分を信じて良かったというイベントを想起する
自分の時間を作り、メモしておき、リスト化しておくこと。
選択に迷った時、決断や決心、覚悟が必要な時、
これが大きく役に立つことがあるから。
いかがでしたか?
自分を信じること、自分を信頼することで
その後の人生も大きく変わります。
もちろん過信は危険です。
慎重になりつつも、意思決定のプロセスが
より簡単になり、勝負時に、自分を
信じて思い切ってエンジンをふかし、
舵を切って、前進することができるから。
おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。