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2021/01/06 14:00



あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します!
皆様にとって素敵な1年になりますように。

さて、今日からブログ再開です。



人生、計画通りに進んでいる時は問題ない。

そのままでいい。

でも、思い通り、計画通りに進むほど
簡単なものではなく、

完璧で計画通りの人生になるほど
甘くはない。

人はみな、間違い、失敗、挫折、
そして拒絶を経験する。

これらを経験せずに済むこともできる。

それは何もしない、動かない、
何も試みないという選択をとれば。

何もしなければ、当然、未来の結果は同じ。

何かをすれば、それがうまくいくかどうかは
置いといて、未来の結果も当然、変わってくる。

失敗、挫折で、立ち往生し、
そのまま消えていくのか、それとも
再起をかけるのかは自分次第。

それらは一時的なものであり、
必ず乗り越えることができるもので
あるということ。

失敗や挫折からは、自分でも思ってもいなかった
知らない自分を学べる機会。

作家、JKローリングは小説
ハリーポッターと賢者の石を出版するまでに
12社の出版社から出版を否定されていたことでも有名です。


ビルゲイツは失敗した経験、
そこから学ぶ教訓というのを非常に
価値のあることとして、大事にしていて、

失敗から立ち直りに懸け、
挑戦している人、あえて失敗した過去を
持つ人をこれまで多く雇ってきました。

科学者は失敗の重要性を特に感じている。
人類の歴史において、

科学や医学の進歩は、
無数の過ち、失敗、
挫折からきたものだから。


「失敗しないように」という失敗回避のモチベではなく、

「完璧なプランでも失敗する時はする。
失敗しても起き上がればいい」という考えだと
挑戦的でアクティブになれる。

うまくやれている人というのは、
失敗や挫折の後、そこから立ち上がる能力のある人、
そして再起し、やり続けている人。

うまくいっている時に学ぶ教訓より、
失敗や挫折時から学ぶことの方がはるかに
得ることが多いと言われている。


物事がうまく上達していくプロセスでは、
失敗はつきものであり、

むしろ、

うまくいくには、
失敗する必要があるということを
知っているからこそ、

なるべく早くに、たくさん経験を積もうと、
どんどんトライしていく。

うまくいった人達は、
そのことを十分に理解しています。

やってみて、失敗して、学んで、またやる。
この繰り返しが、結果的に成功確率を上げる
策になる一番の近道であることを。

失敗、間違い、ミス、挫折は

将来の障害物を克服する方法、
計画や目標を改善する方法、
予期しない結果に対処するための方法を学んでいます。

失敗すればするほど、
適応性と柔軟性が高まるということ。

そこで、挫折に直面した場合、
それを跳ね返す簡単なコツとして


1)遠ざかる



大きな失望の後、あまりにも早く
アクションに戻らなくてもいい。
しっかり休むこと。

どれだけ意気消沈していても、
人間の心身機能として、
回復システムが元々に備わっている。
そのようにデザインされているから。

いったんリセットして、しっかりと睡眠をとり、
休憩する。

しっかりとコンディションを整える。
健康的な食事にする。朝早く起きる。
軽く運動をする。

当たり前で基本的なことだけど、
回復させるのにめちゃくちゃ重要。

とにかく場所を変えるのもあり。
遠くに行く。行ったことがないところへ行ってみる。

復活の狼煙(のろし)を上げることは
体力が回復したあとにでも考える。
何も心配しなくてもいい。

間違いを犯すことは、人生において、
非常に必要な部分であることを忘れない。

絶望の中でも光を探すこと。

自分を傷つけ、罵るのをやめて、
失敗を、現実を受け入れるための
大事な期間です。

失敗を無視したり、起こらなかった
ふりをしたりしない。たとえ自分を閉じ込めても
それは数倍にもなって、いずれ自分を
傷つけに顕在化することは、心理学では既知の事実。


ただし本当にメンタルがやばい時は、
一旦距離をとり、現実から逃避し、

休憩し、体力が回復した後に
しっかりと向き合うこと。


失敗は人生の自然な一部。

間違いを受け入れずに抗うことで
何年も傷が深くなる。

そこで、認めることで、承認することで
それを克服することでき、

正しい道、正しい軌道に
また戻してくれるのを助けてくれる。


2)自分を評価する



休む時間を与えたら、
振り返る時間が来ました。

過ちから何を学んだのか。

目標には到達できなかったけど、
きっとあたなには得られたもの、教訓、
スキルがあるはず。

それらが何かを書きとどめる。
リスト化する。



3)失敗が何を意味するのか自問する



間違い、失敗、挫折時、

失敗にうちひしがれて自己破壊的な
行動に出るまえに、

速度を落として、
いったい何が機能していないのか?を
考える時間を確保する。

過ちや絶望に集中するのをやめ、
失敗が提供する情報について考え始める。

客観的に何が機能していないのかを特定し、
それについての解決策、新しいアプローチ、
私たちが行きたい方向に進む
次の大きな力になり始めるから。


そして、

失敗の原因となった要素を分解し
自問してみる。

「どうすればそれを防ぐことができたのでしょうか?」

また、

「なんで私だけなの?」という
言葉を使う代わりに

「次にとるべきアクションは?」という言葉に
置き換えてみる。

・前進するにはどうすればよいですか?
・この課題からどのように成長できますか?
・何を変更することができますか?
・同じ結果を防ぐために、次回は何ができるでしょうか?



4)無理してポジティブにならない



無理して、自分の感情を
押し殺してポジティブになる必要はない。

ネガティブな物事や感情と向き合わず、
ポジティブという言葉に逃げ込む。

これを心理学ではToxic positivityと言います。
Toxic(トキシック)とは「有害」という意味で、
positivity ポジティブな考えや態度で
つまりは、「有害なポジティブ」という意味。

■ポジティブシンキングの有害性~トキシックポジティビティー~
(過去記事。別ウィンドウで開きます)


ネガティブな物事から目をそらし、その考えを
否定すると、ありのままの自分を愛してあげる、
自己への思いやりが欠けてきてしまいます。

その感情に至ってしまった自分を自己否定したり、
自己嫌悪感が出たり、自己肯定感の
低下のリスクが高まる。

そこで、時間を制限する。

例えば、自分が否定的な考えで、
悩みまくっても許可されている時間を
1日3回、3分間に制限するなど。

「この時間内だけは
いくら悩み、うちひしがれても許可される」という時間。

ネガティブに考える時間というのを
予約しておきます。

もし否定的な考えが突如頭に浮かぶときはいつでも、
この事前に設定した時間まで
絶対に待たなければならないことを
自分に繰り返し言い聞かせること。



5)自分に優しくする



ついうまくいかないと自暴自棄、自己破壊的な
衝動に駆られたり、

「なんて私ってバカなことをしたんだ」
「クズすぎる!」
「やばい、バカすぎる」

自分を罵倒し非難します。

そこで思いやりという水をあげること。

過ちを許すこと。
自分をそのまま受け入れて、手放すこと。
完璧な人間などいないから。

自己を思いやる考え方の
構築に焦点をあてる。

優しいトーンと言葉で
「大丈夫だよ」と自分に声をかけ、

尊厳を保ち、精一杯の愛と、温かい心、
慈悲深さで抱きしめてあげること。

「自分のことを、愛する子供を扱うように、
自分自身を扱うようにする」と自分に
言い聞かせると心理学ではいいらしい。

自分の内面は可愛いくて仕方ない、
笑顔もチャーミングな
赤ちゃんのような存在であると認識する。

そんな天使のような存在に対して、
ストレスや不安で、悲観的で否定的な言動で
自分を罵倒したり、痛めつけることはしないはず。

自分を許してあげることで先に進めるから。



6)目先の結果のみにフォーカスしない



望む結果に向かって自分を
駆り立てているものは何ですか?

情熱と価値観は何ですか?

目標に向かって進んでいるステップは、
あなたの理想の姿、理念、価値観、ビジョン、
自分の最も大事にしている考えに基づいた、

本当の自分、真の自分に沿っているものですか?

■自分のコアバリューに沿って歩んでいく
(過去記事。別ウィンドウで開きます)


自分のコアバリューと一致している
アクションであるなら、

たとえそれが叶わなかったとしても、

自分の目的地に到達するための必要な失敗であり、
成長のプロセスは進行中であり、
どんな結果であっても「価値がある」と感じる。
時間の無駄にはなりません。


7)再びアクション




転んだり、失敗したり、挫折したりした人々が
復活を遂げたのは、再度小さく動きだしたから。

大きな行動ではなく、まずは小さく行動する。
この最初の1歩、開始行動が非常に重要になってくる。

小さなことから
少しづつ、少しづつ、1歩、1歩、
小さく分解して、クリアしていくこと。

大きな目標につながる、小さな行動。
小さく実行可能なタスクに要素分解すること。

心配になるほど小さくていい。

1%ルール。

大きくて迅速な改善を求めないこと。
1日、1回、小さな改善1%に取り組み、
固執すること。

■自分を改善するのに必要な4つのこと
(過去記事。別ウィンドウで開きます)




いかがでしたか?

挫折を受け入れ、自己への思いやりを持ち、
将来のアクションプランを練り、小さくアクションを
起こして、継続させ、そして再度、
元の道、軌道に戻ること。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。

今年も宜しくお願いします。
おしまい。




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