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2021/02/12 14:00
「満足する」という感情って
とっても大事な感情ですよね。
今、この満足感を感じることが
非常に難しくなっています。
ネットやスマホが発達し、
あらゆる情報が手に入れられ、
SNSではきらびやかな日常、リア充生活、
可愛い、かっこいい人の情報で
ついつい自分と比較してしまったり、
仕事、人間関係、今ならコロナによる
自粛なども相まって、いつも多くの
ストレスを抱えている。
ストレスを過剰に抱えていると、
日常への不満感、不足感、
つまらない感で溢れてしまい、
もっと幸せになりたい、もっとほしいと
いつも不満感、不足感で、何かを欲していて、
今、この瞬間を味わえていないような状況になる。
これを成長の燃料として使えるなら
問題はない。ただみんながみんなそうではないわけで。
難局、苦痛、ネガティブな時、
それらを認識して受け入れることも
満足するということの1つで、大事だし。
満足によって、抗い、苦しみという傷口を
永続させることから手放すことができるから。
1)比較しない
隣の芝生はどうしても青く、立派に見えるもの。
特にSNSの情報は、自分が比較する意識がなくても、
情報が飛び込んできて、無意識に自分の不足しているものに
焦点を集めやすく、浮かび上がらせてしまう。
ほんの一瞬のMAXにきらびやかな瞬間だけを
きりとってアップしていることを理解する。
人生は誰かと競い合うものではなく、
自分との競技だということ。
比較することで自分の自尊心や嫉妬、ネガティブな
感情にさいなまれる必要はないということ。
他人は他人で、自分は自分。
自分の庭、自分の心の芝生は少しでも
目を離すと、すぐに枯れてしまう。
だから大切に見て、育ててあげること。
大切に心へ水をあげること。
心の庭をガーデンニングすること。
あなたがどの時点まで成長しようが
どのレベルにいこうが、自分よりも
上には上がいるということ。
あなたよりも、スキルがあり、
地位、富、能力、美貌、秀才で、おしゃれで、可愛く、
性格がよく、人望があり、かっこいい恋人が
隣にいる人はたくさんいるということ。
それにネガティブな比較をしていては
あなたはどの時点までいっても
永遠に比較が終わることなく、
永遠に不足や不満を抱き、
満たされない日々を過ごすことに
なってしまうから。
2018年の研究では、他人と比較し羨望感が高まるほど
自分を卑下し、悪く思うようになるとのこと。
ある情報が自分へ入ってきて、比較している時、
それはそれで、「自分はダメだ」「比較はダメなんだ」と
今、この瞬間の気持ちを否定をして、
火を消そう消そうとしたり必死に否定し、
ダメな感情として心の奥底に閉じ込める必要もないし、
その情報を過剰に受け止めて、
その比較している嫌な気持ちに
どっぷりつかり、従順になる必要もない。
これらの感情を単に認識する。
それよりも自分に優しくすること。
比較している自分を感じる。
それを受け止める。承認する。
そして、比較しているネガティブな気持ちに
どっぷりと従順に焦点を払うことを「あえてしない」。
仕方なく、そうせざる終えないのではく、
「あえてしない」と考える。
自分に足りてない、何かを切望している
心の内側を癒すことに、取り掛かります。
他人はあくまで他人。
自分のレースなのに、
他人のレースに合わせる必要なんて全くない。
自分の人生を生きる。
比較は比較でも、過去の自分とどのくらい
成長してきたかという「下向きの比較」をすること。
自分の心の庭を手入れする、
草を育てることにのみ集中すること。
2)感謝
感謝の気持ちというのは、真の満足です。
満足とは、目の前にあるどんな状況でも
安心できるということ。
キャリア、人間関係、家、お金、所有物、健康
全てにおいて、安心し、
自分の人生に価値を感じ、
今、この瞬間に持っているもの
全て、現況に感謝する。
自分がいかに幸運なのか、
恵まれているのかを認識すること。
大抵は、病気や悲劇的な出来事の後に
気付きます。
そのようなことが起こる前に、
その感謝の心を育んでいく練習を積むこと。
ごく日常の、当り前に感謝すること。
普段の同僚、友人、家族、両親とのたわいもない会話や
当り前にやってもらっている家事、業務、食事など
仕事やプライベートで、普段の当り前について
改めて振り返り、それに感謝すること。
メモ書きして書き留めていきます。
他には、毎日、自分の人生を豊かにするものやこと、
今日、満足感をもたらしたイベントなど
少なくとも1つ特定してください。
それをメモに書き留めて、記録していきます。
どんな些細なことでも構いません。
満足リストを作成していきましょう。
こんなところにこんな店があった、
このメニューがおいしかった、
こんな面白いサイトを見つけたなど、
どんな些細なことでも構いません。
感謝するということは、自分が不足している、
不満を感じる、日々満たされない不足感や
つまらない日常、ストレスになることに対して、
癒しを与えてくれる。
多くを欲しがり、多くの所有物で、
自分の心の空きスペースを
埋める必要がなくなるから。
ほんの些細なことにも感謝する。
その小さな感謝と満足は、コロナ禍において
メンタルバランスを整えるのに非常に
重要になってくる。
現状に満足せずに、目標をたてることは
いいことで、大事な事。
でも未来の結果ばかりに
焦点を合わせすぎ、追い求めていると、
現状に不足、不満を抱き、
ストレスが更に大きくなり、
そんな日々を過ごしていては、
眼前の楽しみや面白みを逃してしまう。
足元がおろそかになってしまう。
小さな幸せ、小さな喜び、
小さな結果や達成に喜びを感じたり、
自分をほめてあげて
思いやることができなくなり、
評価しなくなってしまう。
不足を感じ、
「今はダメだ。もっと、もっと欲っすべきだ」
「もっと成長しなければ」と馬車馬のように
自分を懲らしめ、鞭を永遠とうつ。
その結果、より不幸になる。
3)あなたの目的
毎日の活動を自分の人生の長期的な意味と
目的に合わせるようにする。
自分のコアバリューを見つけること。
そもそも
あなたは今、好きなことに従事していますか?
そうでない場合は、次の質問を自問して、
目的を見つける方法を見つけること。
・何が私を興奮させ、活気づけますか?
・私の最も誇らしい業績は何ですか?
4)コントロール不可な不満因子の特定
・銀行口座に●円があれば、嬉しいです。
・仕事で●を達成すると、ようやく自分の仕事に満足できるようになります。
・●を購入すると元気になります。
・●歳になると引退してようやく人生を楽しむことができます。
・自分の子供が●を達成したとき、私は成功した親であったことがわかります
自分の満足が、未来の予測不可能な、
コントロール不可な外的要因でのみ満たされる。
これが将来必ずしも達成できる保証なんてなく、
それが叶うまでは、不満ということになってしまう。
たとえ楽しい、感動する、素晴らしい
眼前のイベントがあっとしても、
「今」を味わい噛みしめるチャンスを逃してしまう。
自分の満足は、コントロール不可な
外的要因にしかないと思い込み、
もうそれ以外は満足を満たす方法はないし、
満たされない、不満、十分じゃない、不足感を
埋められない、叶えられないということは
決してないということ。
自問します。
このような外的要因はありますか?
今、あなたが満足しないのは何が不足しているからですか?
自分の幸せや満足は、
自分の内側にあるということ。
決して幸福や満足できる要因は、
外的にはないということ。
満足を外側に求めない。
外側を受動的にいつまでも待っていてもこない。
いかがでしたか?
今を受け入れ、満足するってこと大事です。
おあとがよろしいようで。
きょうはここまで。
おしまい。