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2021/02/24 14:00



最近、色々な身体に良いオイル、
飲むオイルっていうのが出てますよね。

その中でも、オメガ3系オイルと
呼ばれる亜麻仁油とか、えごま油、
他にもヘンプオイル、サチャインチオイルなどなど
色々ありますよね。


今日は、そんなオメガ3の代表格である
亜麻仁油、そしてオメガ3オイルではない、
それ以外のオイルとして
ブラックシードオイルと比較してみる。

どっちが身体にいいんだろうか。


ブラックシードオイルは、オメガ3オイルではないと言いましたが
少々入っていますから、厳密には
オメガ3がゼロというわけではありませんが。


ブラックシードオイルと
亜麻仁油の組成を比べてみました。




・亜麻仁油


オメガ3系のオイルとしても有名ですよね。

オメガ3のα-リノレン酸40~61%、
オメガ6のリノール酸15~25%、

オレイン酸14~26%、飽和脂肪酸10%程度


特に重要なのがオメガ6脂肪酸と、オメガ3脂肪酸です。

飽和脂肪酸とオメガ9は体で作ることができますが、

オメガ6とオメガ3は作ることができません。

食品から摂取する必要があるため「必須脂肪酸」と呼ばれる、

大事な栄養素です。



・ブラックシードオイル


必須脂肪酸であるリノール酸(オメガ6)の含有量は約55%、
オレイン酸(オメガ9)の含有量は約25%、
必須脂肪酸であるアルファリノール酸(オメガ3)は約2-3%です。
他、オメガ7(パルミトレイン酸、アラキドン酸)などです。



現代人って、オメガ6を食品から
過剰にとっているから、
6じゃなくて3を摂れ!3こそが肝!と
色々なとこで声高に言われている。


これだけみると、

「なーんだ、ブラックシードオイルって
大したことねーじゃん」って思われたでしょう。


実は私もそうでした。

買うだけ無駄じゃない?とまで思ってました。


世の中、オメガ3が絶対的で、
これこそ圧倒的に不足しているから
採らないとダメだって。


オメガ3の意味を知らなくても、
なんとなーく、3がいいんだよねと。


オメガ3以外って実はいらなくね?って
あんま意味なくね?って思ってました。


確かにオメガ3って本当に大事。

調べれば調べるほど、ほんとに大事。

あらゆる体調のバランスを整えてくれる
作用があるから。


でも、オメガ3の配合量だけが、
良いオイルとしての絶対指標ではない。


どのオイルにもそれぞれ良いメリットがある。

結局は、自分との相性だってこと。


このブラックシードオイルに含まれる
100種類以上の薬効成分と
その中でもニゲロンやチモキノンと
呼ばれる成分で、

これが物凄い抗菌作用と
抗炎症成分がある成分ってことで

近年、世界中の医療業界、
美容業界で臨床や研究が行われている。


抗菌、抗炎症と言っても
その意味は幅広く、

ニキビケア、シミシワなどのアンチエイジング、
癌、HIV、インスリン抵抗性や
免疫シグナルの調整などその用途は物凄く広い。

また近年のうつやストレスなどの
メンタルヘルスの乱れも、実は脳の炎症であると
されていて、これにも役に立つとされている。


あらゆる消炎作用で、自己免疫の
シグナルを整えてくれる。

元気の源を肌も体もメンタルもチャージしてくれる。
ワンランク、アップデートしてくれる。


これは他の植物オイルにはなく、
ブラックシードオイルにのみ含まれている
独自成分であり、

当然、他のオメガ3系オイルには
含まれていない。


これが30~50%含まれているとか
激レア中のレアなわけで、

凄く身体に良いオイルと
言っても間違いない。


まず薬効の多さが突出している。

そりゃムハンマドさんも
「死を除くすべての病気の治療法」と
絶賛するのも納得する。


そして、このコロナ禍で、
世界的にこのブラックシードオイルの
需要がうなぎ上りなのも納得。


でも他のオメガ3系オイルと比較すると
ブラックシードオイルのオメガ3の量は少々物足りない。

そう、3だけ見れば。


ブラックシードオイルのオイル組成を
もう一度見てみると

リノール酸(オメガ6)の含有量は約55%、
アルファリノール酸(オメガ3)は約2-3%


オメガ3絶対信者からしてみたら、
「え?これ意味ないじゃん」ってなる。


さっきも言った通り、
3が足りないから、3が欲しいんだよ。
オメガ3こそが貴重であり、重要で、
中々普段摂れないから絶対3がいいんだよ。


でも、これ単一の考えだと、
実は物凄くもったいないことを
していることになるってこと。


お肌はもとい心身機能がアップグレードできる
チャンスを、自ら掴み損ねて
しまっているということ。


少し余談ですが、
下記のような研究も出ている。


2018年、医療に関する研究を評価する国際組織「コクラン」が
10万人以上を対象とした臨床試験の研究によると、
このオメガ3のサプリって心臓病予防とかに効果あるって
言われてるけど実際は効果ないよって結果が出た。

下記はBBCニュースでも報じられている。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-45042017

「今回の研究は、(魚油やEPA、DHAといった)
長鎖オメガ3サプリメントの摂取が、
心臓の健康に役立ったり、脳卒中やあらゆる原因による死の
リスクを低下させたりする効果はないと示す、
良い証拠になった」とホッパー博士は述べている。


「お金の無駄です。そのお金で野菜買ってね」とまで
ホッパー博士は切り捨てています。

あくまでサプリのみの研究ですが、
思い込み、前提が崩れることだってある。


どのオイルにもそれぞれ良い面がある。

オメガ3絶対信者で他が見えなくなるのは
非常にもったいない。

それぞれを補完し合うという観点で、
カスタマイズしてみる。


実際、ブラックシードオイルだけでは、
オメガ3は少ないから、

オメガ3系オイルには、
ブラックシードオイルのように
100種以上の植物化合物を同時多発的に、
マルチに栄養をとることができない。

これを補完し合うように心掛ける。
どっちが良いとか悪いとかじゃなく、
「補完」する。

リノール酸(オメガ6)の一部は、
アラキドン酸のトリガーになるものとしてよく知られています。
それが炎症の原因となる可能性もあるけど、
それはたくさん摂取した場合にのみであり、
ブラックシードオイルは少量で消費されるためそのリスクは
限りなく軽減されるってとこもポイント。

飲用オイルのブラックシードオイルの推奨量は
1日に小さじ1杯程度で十分とされているから。


最新の研究では、
2020年ニューヨークメディカルカレッジによる
Nader Abraham博士による研究は、

「ブラックシードオイルに含有のチモキノンが、
オメガ3の効果を更に促進され、相乗効果の期待ができる」
ということを示唆されています。
https://bit.ly/3pDAsti


だから尚更、オメガ3とブラックシードオイルの組み合わせは、
相性はバッチリで、相思相愛な仲、鬼に金棒ってなわけで。


ブラックシードオイルと
オメガ3系オイルの2本柱ってのが、

足りないオメガ3が摂れ、且つ、
オメガ3だけでは摂取できない多品種でマルチな栄養を
幅広く取得できるようになる。

心身バランスを整えるのには
とてもいい組み合わせってこと。


ここへ更に、なんかのシードを
磨り潰してみたり、
また別のオイルを加えてみたりなど、
自分なりのアレンジを試してみる価値は
おおありです。

下記はブラックシードオイルのお肌への効果効能を
もう少し掘り下げた過去記事です。理解が深まります。
良かったら参考にしてみてください。


今日はこんな感じで。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。


Good virtues グッドバーチューズ