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2021/03/01 14:00



あなたが明日死ぬとしたら。
今日何をしますか?

後悔はありますか?

ほとんどの人は、死を避けたがります。

生と死はコインの裏表。
生を強く感じるのは、特に死を強く意識したとき。

大病、大けが、身近な人の死・・・

残された人生、思いっきり、
後悔しないで生きようとより思える。

あなたはこれまでの人生を振り返り
どんな後悔がありますか?

やらなかったこと、やってしまったこと、
言えなかったこと、言わなくてもよかったこと、
色々あると思う。

例えば、

・あの時もっと勉強しておけばよかったな

・仲違いした友人にごめんねって言えばよかったな

・無理して望んでいない職種を選ぶんじゃなかったな

・他人から望まれた人生ではなく、
自分の気持ちや心に忠実な人生を
送る勇気があればよかったな・・・

・自分の気持ちを正直に、表現する勇気があればよかったのに・・・

・あんなに小さかった子供があっという間に成長した。
いつもひざの上に乗ってきたのが懐かしく思う。
もっと一緒に時間を過ごせばよかった


後悔とは、自分が心から望むことが、
できなかったり、やらなかったり、

自分が思い描いた方向とは、
違う方向へ物事が進んでしまった時や
結果が伴わなかった時などに現れる。

やらなかった/やってしまった理由は何なのか?

恐怖から?恥から?バカにされるから?

お金や時間がなかったから?
今更、年を取りすぎていると思ったから?

自分には能力がないと思ったから?

原因は何なんでしょうか?

これら後悔をしないためにも
私達ができることとしては、


1)コアバリューを見つける



内省する時間を確保します。

一人になる、静寂の時間に身を預けます。

ジャーナリングします。
ここでいうジャーナリングとは
単なる日記ではありません。

自分を顧みる作業。
以下のことにフォーカスする。

・あなたの人生、自分にとって最も重要なこと

・あなたを育てるもの、成長させること。

・挑戦していること

これらについてノートに書いていきます。

真の自分、自分にとってとてもの価値ある考え、
大事な考え、信念などを見つけていく。

下記はそれに役立つ過去記事です。

■自分のコアバリューに沿って歩んでいく(過去記事)


2)失敗は成功のもと



失敗は失敗したという事実よりも、
得るものが非常に多く、
その後の勝ちへの搭乗チケットでもあるということ。

うまくいっている人は、
それが成功角度を上げる唯一の道だと
わかっているから、早期にトライ&エラーを繰り返す。

そして「起き上がる」クセをつけておく。

このクセがないと、折れたまま放置され、
自尊心に傷がつき、起き上がる意欲が絶たれてしまう。

せっかくの搭乗チケットを自ら、
みすみすドブに捨てるようなもの。

小さなことからトライしてクセをつけていく。
やらない後悔よりもやった後悔。

躊躇せず、後悔しないように
トライ&エラーを繰り返す。

失うことから学ぶ。

勝負には負けてしまったけど
自分には勝ったといえる状態。

それで喪失しても、自分への
誇り、尊厳は保たれるから。

■失うことから学ぶこと(過去記事)


「あの時、やっておけば・・・」

そう後悔しないためにも、
今からでもできることは何ですか?

遅すぎることはありません。


・105歳で死去された国際病院理事長の名誉院長 
日野原重明氏は「70歳頃から心がけているのは、
毎年、新しい何かに挑戦することです」と
85歳でフェイスブックをはじめました。

97歳ではオーケストラで指揮者に初挑戦し、
童話「葉っぱのフレディ」のミュージカル用の脚本を書き、
ニューヨーク公演を実現させたのは98歳です。


・映画「はじまりはヒップホップ」世界最高齢の
ダンスグループの平均年齢は83歳です。


・三浦雄一郎氏は世界最高齢80歳にして
3度目のエベレストの登頂に成功しました


年齢は単なる数字情報にしかすぎず、
自分の人生を彩らせるのに年齢は関係ない。



3)自分でハンドルを握る



真の自分で意思決定できてますか?

自分のやりたいことや、望んでいるもの、
自分の価値観に基づいて、意思決定をしますか?

それとも両親、友人、パートナー、世間など、
他人が期待していることに基づいた意思決定ですか?

他人の期待を裏切ってしまうのが怖いですか?

自分の人生は、自分でハンドルを握りたい。

人生の後半にさしかかり、思い返した際、

もし本当に心から自分が思う生き方、
自分の思う道ではなく、

自分の人生を、自分の意志でコントロールできて
いなかったことについて、

どのように感じるか想像してみる。



4)ドアを閉めます



もしあの時怪我をしなければ、自分は今ごろ
プロのスポーツ選手になれたかもしれないのに。

このような類の後悔と、
人生を共に歩んでいかなければいけないことはよくあります。

1つの道が絶たれたとしても、
他にも道が必ずある。

過去に固執し、執着していると、
過去の呪縛から解けずに、その後悔の殻の中に
ずっと閉じこもり、

自尊心が傷つき、新しいことに挑戦する勇気もでずに、
自暴自棄になることだって簡単です。

しかし、殻から出て、外に出て、
何かをやりはじめない限りは、後悔の暗闇に
支配されつづけ、一向に輝きや光明はさしてこない。
たとえ暗闇の中でも光を探すこと。

「1つのドアが閉じると、別のドアが開きます。
しかし、私たちは閉じたドアをとても残念そうに
見つづけています。その結果、私たちのために
次の開いたドアを見ることができない。」
-アレキサンダー・グラハム・ベル


5)幸福を過剰に求めない



「もっと幸せになりたかった・・・」

人間だれしも、幸せを求めます。
不幸を求める人はいないはず。

でも幸せの追求は、逆効果で不幸になるという
研究がある。

幸せを感じたいという
絶え間ない欲求は、毎日の満足感を減らし、

幸福を達成するための非常に
高い基準を持ってしまい、

日常の楽しみを楽しむことができなくなる。

以前、フェイスブックでも書いた過去記事から
引っ張ってきた。

カリフォルニア大学バークレー校のIris Maussによる
幸福の追求と気分との関係についての研究。

参加者へ
「自分の幸せに影響を与える
範囲でのみ人生のことを大切にしている」

「幸せを感じても自分の幸せを
心配している」

このような質問を様々しかけていき、
どの程度同意したかを評価。 

これら質問に高得点を獲得した参加者は、

日常生活に満足していない傾向があり、
比較的ストレスが少ない時でも、
抑うつ症状を示す可能性が高いことを発見。


更に、この実験の続きとして

参加者に気分が良いことの
利点を説明する段落を読んでもらい、
プロのフィギュアスケート選手に
ついての気分の良い、感動的な映画を見せた。

自分の幸福を最優先の重要事項として
焦点を置いているから、感動するよりも、
むしろ楽しさや喜びが低下してしまった。

例え目の前で何か楽しいイベント事が
起こっていたとしても、楽しかったり感動したり
などのポジティブな瞬間を、
あまり楽しんでいないということがわかった。


幸福を目的とした追求は、
生活の質を下げ、自分自身を
惨めにする可能性があることを示唆しています。


多くを過剰に求めすぎない。

例え人生こうじゃないといけないという
自分の思い通りにならなかったとしても、
それが幸せにならないということではない。

地位、名誉、富、etc...

もっと多くを得ることが、
将来の自分を幸せにするという考え、
それが得られまでは不幸である、不満である、
不足している、つまらないという
マインドではなく、

「今」現在の瞬間を存分に楽しむこと。



6)自分の気持ちを伝えること



あなたには自分の気持ちを正直に
伝えずに後悔していることはありませんか?

特に下記の3つはどうですか?

「あなたのことが好きです」
「ありがとう」
「ごめんね」

このような簡単だけど大事な一言。

言えなくて、後悔している人はいませんか?

今からのでも遅くない。

自分の気持ちに正直に、オープンハート。




いかがでしたか?


もしあなたが90歳まで生きたと仮定して、

温かくぽかぽかした日に、

心地のよいロッキングチェアーに座り、

目を閉じて、過去を回想していると仮定します。

「あーこれやっときゃよかったなー」と

後悔していることがあるとすれば、

それは何でしょうか?

■ロッキングチェアテストで後悔を解放する(過去記事)



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。



Good virtues グッドバーチューズ