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2021/03/31 14:00




「どう見られているのだろうか」
「どう思われているのだろうか」

あなたは、他人からどのように
見られているのか、不安になることはありますか?

相手がどう思っているのかを
理解しようとするのはとてもいいことだけど、

それに不安、心配、恐怖、萎縮が
伴うのであれば、それは問題。

会議、商談、接客、その他、

「どう思われてるんだろうか」
「嫌われていないか」
「バカだと思われていないか」
「変な人だと思われていないか」
「ブスだと思われていないか」
「センスないと思われていないか」

他人の顔色、他人の視線、他人の思考など、
世間の評判、世間体など

とにかく回りが自分をどう思っているのかが気になり、
注意が散漫になり、不安、心配になる。

それは他人の頭の中に住んでいるのと同じこと。

自分の身体を、コックピットに乗って、
自分でそのハンドルを握って、
意思決定を下し、人生を操縦していくのではなく、

他人が入ってきて、ハンドルを
握らせ操縦されているようなもの。

・自分が本当に考えていることや
信じていることを言うこと、口に出すことを恐れている

・相手はそうではないにも関わらず、
相手は腹を立てているのではないかと常に考えている

・心から望むことではなき、やりたくないことをして、後悔している

・人と違ったことをするのが難しいと感じ、そうするのが怖い

・他人から言われることをやり、自分で決定、決断を導くのが難しい。


自分のことをどう思っているかを気にすることを
やめるにはどうすればいいのだろう。

どうすれば、過剰に他人の顔色をうかがう
不安状態を軽減できるようになるのだろう。


1)今に焦点を当てる



「これをしたらなんて思われるだろうか」
「こんなことしたらどう思われるだろうか」

シュミレーションを超えた、
過去や未来への過剰な心配と不安で、

思考があっち行ったり、こっち行ったりと彷徨い、
注意が散漫になる。

今へ集中すること。

誰かがあなたをこうだと判断することは

自分の力ではどうにもコントロールが
できないことだから、
そこにあまり捉われて、心配しすぎないこと。

自分に自信がなく、自分を愛せていない時、
他人があなたをどう思っているかを
常に心配してしまいます。

自分への思いやりを示し、自分をなぐさめ、
自分に優しくしてあげるセルフケアの時間を
しっかりと確保する。

Journal of Personalityで発表された 2009年の研究では、
自己同情がより一貫した自信に貢献していることがわかりました。

例え自分の思い通りのパフォーマンスを
発揮できなかったとしても

自分自身を少し緩めてあげて、
笑い、完璧な人はいないんだと
いうことを思い出すこと。

そこで、瞑想がお勧め。
はじめは5分からでもいい。

この動作の次は瞑想をやる、
何時何分になど定時にやるなどして
習慣化させる。

未来への不安や心配を反芻してしまう
ネガティブ思考のループを中断し、
瞑想は散漫になった意識を「今」「この瞬間」に
意識を集中させることができるから。

鼻で吸うのに5秒、3秒間息を止め、
口から吐くのに5秒の合計13秒。
13秒かけて深呼吸しなければ、呼吸筋が十分収縮しない。

邪念が浮かべば、すぐに呼吸をカウントに
意識を向けて戻すこと。

いきなり無我の境地で、
アルファー波でまくりとかはありません。

はじめのうちは邪念(マルチタスク)は仕方ない。
訓練して慣れてくれるとこれが注意散漫で邪念が
浮かぶ頻度も減り、

これを何度も、定期的に、
繰り返していると、

そのうち呼吸のカウントに
意識が向いて1つのことに集中できるようなる。


毎日、自分自身に自己愛を示すようにする。
自分を愛してあげて、受け入れることを学ぶこと。

自分を受け入れていくと、
他人がどう思うかの心配をすることに
そこまで時間と労力を割く必要性も感じなく
なってきます。


2)コアバリュー



自分が本当に心から大切にしているもの、
価値観、理念、信念に従うこと。

それは人生の羅針盤、コンパスとなり、
自分の人生をナビゲートしてくれる。

例え旅の道中で迷っても、
コアバリューが北極星の役割となり、
目指すべく方向が見えてくる。

あなたは目指すべく方向へただ粛々と
舵をきり、前進していくだけ。

今、自分にできる最大限のことをやるだけ。

それが自分の役割であり、

そこには、

他人からあなたのことをどう思おうが、
バカにされようが、好かれようが、
嫌われようがは、

自分には一切関係がなく、

そこに労力を使うこと、
それは自分がやるべきこと、
役割ではないということ。


自分のことを、何をしても、自分のことを
好きに思ってくれる人もいれば、
逆に何をしても嫌いに思う人もいるのだから。


このコアバリューを設定するコツの
詳細については下記の過去記事に書いていますので
良かったら参考にしてみてください。
理解が進みます。

■自分のコアバリューに沿って歩んでいく



3)他人はそこまで気にしていない



みんな自分のことで必死です。
日常で精一杯です。

他人の考えを心配して、人生を歩んではいる余裕はありません。

みんなやることは他にもいっぱいあるからです。
みんなそれほど暇ではありません。

もしあなたの動き、あなたのやることなすことに
批評し、否定し、判断されるなら、それでいい。

そのような感情に他人からさせられそうになった時は、
この一言で終わりです。

「だから何?」と言えばいい。

2)で自分が目指している人生の羅針盤、
コンパスは何なのか?を深堀りし、明確にしていけば

「だから何?」「だからなんなの?」で一発KOです。


4)全員を喜ばすことはできない



あなたと分かり合える少数の人でいい。

みんなと分かり合え、みんなを喜ばし、
みんなから好かれることは
不可能だということ。

あなたが何をしようと、どんなことをしようとも、
内容問わず、あなたをネガティブに捉え、
判断し、断定し、評価をしてくる人はいます。

みんなを喜ばせることはできず、
そしてあなたを色眼鏡で判断してくる人もいる
という事実を受け入れたら、
それほど心配せずに取り組むことができる。


5)人生は短い



他人からどう見られているか、
回りの評価を常に心配し、不安になり、
時間と労力が削がれ、

回りをきにしたせいか、
トライするチャンスまでも失ってしまう。

小事にこだわるには人生は
あまりにも短いということを認識しておく。

これは自分自身の人生であり、
他人の人生を生きている
わけではないということ。

望むこと、好きなことを探求し、
自分の人生をクリエイトしていくのに、

他人からの目が心配だからと
意見を曲げたり、トライすること自体を
諦めてしまうのは、やはりもったいない。

大小を問わず、目標に焦点を合わせること。

他人の目が怖く、
「こんなこと言われるかもしれない」
「あんな風にみられないかな」と
不安、心配することよりも、

目標を達成することに集中すること。

その前に大なり小なり目標を立てること。

目標が大きな場合は、小さく分解し、
小さく達成していく。

しっかりと来た道を把握し、積み上げを把握し、
噛みしめ、味わい、自分を祝福してあげること。

「ここまできたんだな」

そして15〜30秒間一時停止して、
それを実際に感じて味わうこと。

次の挑戦に急いで進む必要はない。

それが自信となり、そして大きな達成に
繋がる道しるべとなるから。

今一度、何をしたいのかを自分で決めること。

その一瞬の選択1つ1つが、
自分のこの先の人生の未来を作っているから。

他人があなたに望む人生を
生きることが、決して正しいわけではないということ。

自分の人生のハンドルを他人に委ね、
他人が操縦して、他人にコントロールされ、
まるで操り人形のごとく
生きていく必要はない。

一生に一度の自分の人生なのだから。


例え、コアバリューに沿い、目標を立てて
進めていったとしても、

それがうまく行かない時や
結果として見返りが少なかった、
うまくいかなかったということもあるもの。

その時は、その時の教訓を学び、
次はもっと良い決断ができるようにするだけ。

自分の気持ちに沿ったアクションなら
後悔はせず、試合には負けたけど、
自分には勝てたと、自分へ誇らしさすら覚えるのでは。



いかがでしたか?

相手の顔が不安になり、気になり、
心配して、本来の自分のやりたいことや
望んでいることを、

妨げてしまっているのであれば、
それはもったいない。

他人からどのように見られるかの心配はやめ、

自分の人生のコントロール感を喪失せず、
進んでいきましょ。ってことで。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。



Good virtues グッドバーチューズ