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2021/06/23 14:00




お肌は年々、歳を重ねるごとに弱体化していく。

フリーラジカルと戦う戦闘力は低下し、
コラーゲンとエラスチンの
レベルも年々低下していく。

さらに、太陽により紫外線、
PM2.5など大気汚染物質、喫煙、
アルコールによるフリーラジカルによる損傷はすべて、

シワ、小じわ、くすみ、
透明感の低下の原因となります。

更にダメ押しとなる原因としては、
睡眠、運動、食事のライフスタイル。

中でも体の中に入れる「食事」です。

この食事によって、お肌をいつまでも
長く健康を維持し、透明感、ハリ、潤いを
持続させ、お肌の劣化速度を
最小限に食い止めることができる。

食べ物というのが、お肌を若々しく保つための
非常に大事な柱となってくる。

肌を畑に例えると、食べ物が良いと
土壌がフカフカになる。

食べ物が良いと、必然的にお肌にも良い。

10年後の見た目に
大きな違いと差が出てくる。

それが食事。

摂取するものに注意する。

そうすると、美肌マイルの残高は
どんどん大きく貯まっていく。

お肌のみだけはなく、
心身の疲労やストレスの減少、
ホルモンバランス、集中力や発想力など認知機能、
骨や筋繊維の強化、睡眠、腸内環境、免役システム、
幸福感、モチベーションなど

トータルで機能を向上させてくれる。


実際に、精製された砂糖や揚げ物、
高脂肪高カロリー食を避けることで、

コラーゲン繊維の弱体化を
避けることができ、

シワやその他の老化の兆候を
悪化させるプロセスである糖化を
遅らせることができることは

周知の事実で、多くの研究結果が出ています。


そこで、お肌を守り、シワを最小限に抑えられる
効果的な食事として、



1)赤パプリカ



パプリカはシワへ効果的に
アプローチしてくれる食品です。

特に黄色は1/6個、赤色は1/3個分で、
一日の必要なビタミンCの量を
摂取することができます。

パプリカには食物繊維、鉄分、カリウム、
ビタミンA、ビタミンB1などの
栄養素を豊富に含み、

キサントフィルという栄養素は、
活性酸素を強力に除去してくれる成分で、
これは赤パプリカしか入ってない。

体のさびつきを除去してくれ、
免疫力を強化、アンチエイジング力が高い。

またビタミンCはピーマンの2倍以上あり、
β-カロテン(ビタミンA)は
黄パプリカの5倍もあるのです。

ビタミンCは、肌をしっかりと強く保ち、
乾燥肌やシワへは不可欠です。


シワの生成を減らすには、
コラーゲンの生成を促進させる食品というのが
1つ大事となってきます。

コラーゲン生成を促すものとして、
ビタミンCが豊富な食品というのが
1つ挙げられます。

なぜなら、豊富なビタミンCというのは、
コラーゲンの生成を促進してくれるからです。

コラーゲンは、人体で最も豊富な
タンパク質の1つです。

体内のすべての種類のタンパク質の
最大40%を占めているので、

結合組織を構成する
主要なタンパク質というわけです。


2)鶏肉



鶏の胸肉、魚、豆などタンパク質が
豊富に詰まっています。

これらは消化している間、
体はタンパク質をアミノ酸に分解して
細胞の修復を図ってくれ、
皮膚細胞とコラーゲンの修復と再構築してくれるから
お肌の弾力性やシワへ効果的に機能してくれる。



3)ニンニク



水溶性食物繊維含有量が、
全食品の中でもトップクラスなのがニンニク。

ニンニクにはイヌリンという食物繊維が豊富で、
またフルクタンと呼ばれるオリゴ糖も含まれており、

善玉菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖で、
腸内で善玉菌数を増やしてくれるため、

メンタルバランス、睡眠の向上、
お肌機能の向上に役立ちます。

またニンニクに含まれているアリシンという成分は
強力な抗酸化作用があり、

アリシンは、ストレスホルモンを
減少させてくれ、テストステロンと
呼ばれる性ホルモンが高めます。

またアリシンには血液循環の促進作用や、
細胞の錆び付き、酸化、コラーゲンを
分解するフリーラジカルによる損傷、
炎症を防いでくれる。

またポリフェノールと呼ばれる肌を保護する
抗酸化物質も含まれている。


4)緑茶



コーヒーは、アドレナリンや
ノルアドレナリンなどのストレスホルモンを高めることで、
シワを増やす可能性があります。

代わりに、ポリフェノールがぎっしり詰まった
緑茶にしてみること。

緑茶にはフラボノイドやカテキンなどの
ポリフェノールが豊富に含まれています。

またEGCGと呼ばれる緑茶にのみ
含まれているカテキンは、幾多ある
カテキンの種類の中でも、
抗酸化作用はNo,1。

このEGCGの抗酸化作用はビタミンCの約90倍、
ビタミンEの約23倍であるとも言われています。


緑茶に含有のL-テアニンは、
実証済みのストレス軽減剤です。

ストレスに反応して体が放出するコルチゾールを抑制し、
血圧と心拍数を抑え、集中力を高めます。

アルファ波を放出して、瞑想状態と同様
深いリラクゼーションと、
精神的覚醒の状態を作り出してくれる。


緑茶にもカフェインはコーヒーほど
含まれていませんが、ゼロではないので、

もしカフェインに敏感になっている場合は、
午後3時以降は飲まないようにすること。



5)ラズベリー



ラズベリー、イチゴ、ブルーベリー、
ブラックベリーなどのベリー系の果物には、

他のどの果物や野菜よりも多くの
抗酸化物質が含まれています。

これらの抗酸化物質はコラーゲンの生成を促進し、
シワの原因となる肌の損傷から保護してくれる。

細胞をサビから守るポリフェノールは、
あらゆる人間の生理機能を、
健康に、最新の状態に維持、
アップデートしてくれる。

ベリー系果物には、
豊富なビタミンCが含まれています。

特にいちごにはビタミンCは、
どのベリー系果物よりも豊富に含まれていて、

オレンジよりも多くのビタミンCを
含む優れた供給源です。


またイチゴに含有の葉酸は、
新しい赤血球を作る手伝いをしてくれるので、

体全身に血流と酸素を
効率よくスムーズに流してくれる為、

お肌の老廃物や炎症も
スムーズ化してくれる。

この葉酸の含有量90μgというのは、
果物全86種類の中でも
第3位とトップクラスの含有量。


6)アボカド



アボカドはオメガ3脂肪酸とビタミンA、E、D、
βカロチン、レシチン、リノール酸、
カリウムなど抗酸化物質の宝庫であり、
肌の内側から潤いを与えます。

またアボガドはビタミンの宝庫でもあり、
約半分の量のアボガドには、
毎日推奨されるビタミンE摂取量の
10%とビタミンC摂取量の17%が含まれています。

またD-マンノヘプツロースという糖が
含有されていて、これは
コラーゲンの作用を高めてくれる機能がある。

またオメガ3脂肪酸のように、
身体にとって必要で良質で健康的な
脂肪の供給源であり、炎症を鎮め、
肌の乾燥を防ぎ、お肌へ柔軟性と
潤いを与えてくれます。

βカロチン、クリプトキサンチン、ルテイン、
ゼアキサンチンなど豊富な抗酸化カロテノイドや
豊富なビタミンCは、

細胞のサビつかせるフリーラジカルによる
細胞の損傷から守ってくれ、

肌のシワ、透明感を改善してくれます。



7)ブラックシードオイル



100以上のビタミンとミネラルを含む

これらにはビタミンA、B、C、
D、E、F(リノール酸)、Kなど
豊富なビタミンが含まれており、

肌が水分を保持し、弾力性を維持し、
細胞のサビつき、老齢肌となるフリーラジカルと
戦う戦闘力が向上します。

強力な抗酸化物質であるチモキノンと
チモヒドロキノンが含まれており、

これらは皮膚細胞から有害なフリーラジカルを
強力に排除する作用があり、

ビタミンとミネラルと
相乗的に作用する成分として機能し、
より戦闘力を爆上げしてくれる
強力な助っ人になってくれる。

最新の研究では、
2020年ニューヨークメディカルカレッジによる
Nader Abraham博士による研究は、

チモキノンはオメガ3の抗炎症活性効果を
増強、促進してくれるって報告も
最新の研究で出てきました。

ブラックシードオイルに含有のチモキノンが、
オメガ3の効果を更に促進され、相乗効果の期待ができる」
ということを示唆されています。


オメガ3も当然含まれているから、
その効果を最大限、いかんなく発揮してくれる。


抗酸化物質の含有量が高いブラックシードオイルは、
ビタミンA、ビタミンEが豊富に含まれていて、

強力なしわ防止作用があり、
ビタミンAが豊富で、肌のコラーゲンと
エラスチン繊維を強化するのに役立ちます。




8)ブラックカラント(カシス)



栄養のスーパースターであるブラックカラント(カシス)は、
オレンジの4倍のアンチエイジングビタミンCを含み、
ブルーベリーの2倍の量の抗酸化物質が含まれていて、
アントシアニンと呼ばれる抗酸化フラボノイドで
溢れています。

これら若々しさを保つ植物栄養成分は、
加齢に伴う炎症と戦い、皮膚のコラーゲンを
サビつき、損傷、老化肌の進行を阻止し、
これらを保護するのに役立ちます。



9)サーモン



良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラル
DHAやEPAに代表されるオメガ3脂肪酸が豊富。

健康的な脂肪の代表格として君臨する
オメガ3は、皮膚細胞膜を強化し、

フリーラジカルによる損傷から保護し、
皮膚細胞に水を引き付けてしわを減らします。

またオメガ3は皮膚の滑らかさ、
ツヤ、質感、明るさに関係していて、
これらを改善してくれ、老化肌の大きな原因となる
炎症を軽減するのにも役立ちます。



サーモンにはピンク色にする
カロテノイドであるアスタキサンチンと呼ばれる
肌の色を抑える抗酸化物質も含まれています。



10)ほうれん草



ほうれん草は、体内を水分補給してくれ、
全身に酸素を回りを良くしてくれる抗酸化物質が
たくさん詰め込まれています。

また皮膚細胞へも大きなメリットがあり、
乾燥したかゆみのある肌を和らげるだけでなく、
より滑らかで、より透明感のある肌へと導いてくれる。

ビタミンA、C、E、K、マグネシウム、
植物ベースのヘム鉄、食物繊維、
植物性タンパク質、ルテインなど
素晴らしい供給源です。

ほうれん草に高含有のビタミンCは、
コラーゲンの生成を促進し、肌をしっかりと
滑らかに保ち、肌のトーンを明るくします。

またほうれん草は、ビタミンAや
ビタミンKが豊富なのも特徴。更に
ゼアキサンチンとカロテノイドの高い供給源であるため、
これらは強力にフリーラジカルを除去し、
細胞の炎症を軽減し、皮膚細胞を健康に
保つのにも役立ちます。



シワに効果的な食品、いかがでしたか?

コスメとライフスタイルのバランスを
とるってことはもう耳タコかと思う。

あとは結局、これらノウハウを知って、
試しても、それを離脱しないように、
継続するための環境を整備することが、
次の段階で必要になってくる。

その整備方法は色々とある。

継続させるためには、

意志力(ウィルパワー)、継続力、
自己思いやり(セルフコンパッション)、折れない心(セルフコンパッション)
など、総合的に思考回路を新しく構築していくしかない。

思考回路はまるで筋肉のようで、訓練すれば
するほど強固になっていく。

決して精神論ではない。

そのちょっとした情報を知っているか知らないかで
雲泥の差として現れ、当然それは、未来の姿も変わってくる。

ではそのコツというの、いったいどんなものか、
少しでもお役にたてるかもしれないので、

過去に記載している下記の記事をご参考までに。
小さな報酬で習慣化させる方法



10年後も綺麗でいるための美肌貯金は、
今からしても遅すぎることはない。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。






Good virtues グッドバーチューズ