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2021/10/06 14:00
「人生が孤独で、退屈でつまらない、悲しい・・・」
このように感じることはありますか?
毎日が不満で、人生に不満で
退屈で、悲しくて、落ち込んだ感じ、
どうしてこんなに寂しいのか。
人生へ明るい目標や未来は
ないものだと感じ、
友達もいないような気がし、
スマホやテレビをだらだらと
見ているだけの日常。
毎日同じように感じる日々。
2005年イギリスで92人対象の調査で
薬物を服用する最大の理由の1つに
「退屈」があると示唆されてるほど
退屈による不快感を手っ取り早く中和
させるため、外部刺激へ依存してしまう
酒、ギャンブル、アルコール、暴飲暴食。
孤独で退屈に感じてしまう
孤独感や退屈感は、
ボッチだから発生するという
わけだけではなかったりする。
事実、例え何人かの友達がいる時、
グループの中にいる時、周りに人がいる時でさえ
感じてしまうことは多々ある。
つまり、孤独感や退屈感の全ての要因は
外部環境によるものとは言い切れず、
単に自分達の心の状態、自分がそのように
考えているだけに過ぎないということも多々あるから。
では、その心の状態を引き起こしている
原因は一体何なのかを判断することが、
まずは必要になってくる。
どうすればこの退屈で
孤独な日常をやめることができるのだろう。
1)何が孤独や退屈を引き起こしているのか
・友達がおらず、友達がいても
その人とは感情的な深い繋がりを感じられないから。
・社会的な繋がりを感じられないから
・趣味や情熱を傾けられるものがないから
・毎日同じルーチンとタスクでつまらないから
2)孤独感を引き起こすトリガーは何?
孤独感や退屈感を引き起こす
トリガーとなるもの。
トリガーとは引き金のことです。
何が引き金になりますか?
・休日に何も予定がない時
・オーバーワーク時
・精神的疲労時
・電子機器の使用が過剰に多い
・物事がうまくいっていない時
・SNSで他人のキラキラした生活を見ている時
・好きではないことをやっている時
3)受け入れる
否定的な感情や考え方を、
「悪いもの」と見なさず、
今のありのままの気持ちや感情を許してあげ、
受け入れ、受け止め、認めてあげること。
変に「ポジティブにいかなきゃ」と
今の気持ちに抗って、
無理に洗脳したところで、
それは嘘をついていることは
自分が一番分かっていること。
自分の感情に正直に。
感情はシグナルです。
確かにありのままの状況を
受け入れることって辛くて、
悲しいことだと思うけど、
自分の感情を抑えこんでも
最終的には倍増して顕在化してくる。
スタンフォード大学の研究で、
感情の抑制は逆に心理的ストレスが
蓄積されてしまうことが分かっています。
ネガティブに思ってしまう感情の
出入りするときに注意を払い、
「あー辛くなってるなー」
「あー悲しいなー」「寂しいなー」と
今の自分の感情を否定せず、
それを制御しようとする必要性を手放し、
しっかり受け止め、
「そう感じてもいいんだよ。だって人間だもの」と認め、
通過させて、処理するようにしましょう。
退屈を感じている代わりに、
状況を受け入れ、
自身の振り返りや修正、
次へのアクションプランを練るなどに
時間とエネルギーを使用すること
4)新しいことにトライしてみる
退屈や孤独感は、毎日の退屈なタスク、
ルーチンから生じることがある。
コンフォートゾーンから抜け出す。
興味のある分野で、まだ未経験のことは何ですか?
そこに何かが隠れている可能性があります。
興味のあることに、
まずは小さくとりかかってみる。
別にうまくできなくたっていい。
誰も困らない。
プロになることや、うまくなることを
ゴールに設定するのではなく、
あくまで楽しみ、経験値を上げ、
そこから得られる積み上がる感触や
教訓を得るという、
人生において、とても貴重なこと、
人生において、大事な買い物を
しているということを意識してやる。
これらを楽しむ許可を自分に与えること。
遊び心、軽さ、開放性を感じるものごとであること。
また思い浮かばない場合は、
身の回りのことで、
少しの変化が伴うことからはじめてみる。
いつもと違う道から帰る、
いつもと違う場所で仕事をする、
いつもと違うメニューを頼む、
どんな些細なことでもいい。
日々へ変化を採用する。
■本当の自分を発見する
6)他人へ親切にする
孤独感は自分には価値がない、
相手にバリューを提供できていない、
評価されていないと感じていることから
生じることも多々ある。
ボランティア活動とまでは
いかなくても、
同僚の仕事を手伝ってあげたり、
週末、身近な人へマッサージをしてあげたり、
両親へディナーを作ってあげたり、
いつも行くお店の店員に声をかけてみたり
小さなことでいい。
他人の為に、利他の精神、見返りを求めず、
何か親切なことをする、
自分の持っているスキルや持ち物を
無償で提供することで、
人の役に立ち、自己肯定感が上がり、
自分の価値を再度見直すきっかけにもなり、
自分の人生への意味が
ふと現れてくることもあるから。
7)自分へ親切にする
いつも何かに不満で、退屈で、
「私なにやってんだろう・・・」と
孤独で寂しく、切なく、
誰も心から繋がりを感じる友人がいないと感じ、
つまらない毎日を繰り返す日々。
自己非難ではなく、
自己への親切、思いやりにコミットする。
自己思いやり(セルフコンパッション)を実践する。
そのコツとして、
自分と同じような状況に自分の親友や愛する人が
陥ったと仮定してみる。
その友達にあなたはなんて
声をかけますか?
そう大事な友人へ、強みを思い出させ、
励まし、アドバイスを送るように。
他にも
自分へ宛てた手紙、日記を書いて、
過去の罪悪感の経験の受け入れ、
愛、思いやりを伝えてあげること。
他にも
「自分のことを、愛する子供を扱うように、
自分自身を扱うようにする」と自分に言い聞かせる。
自分の内面は可愛いくて仕方ない、笑顔もチャーミングな
赤ちゃんのような存在であると認識する。
そんな天使のような存在に対して、
罪悪感、自己嫌悪という感情でいっぱいにし、
罵倒し、痛めつけることはしないはず。
優しい言葉で「大丈夫だよ」と声をかけ、
尊厳を保ち、精一杯の愛と、温かい心、
慈悲深さで抱きしめてあげること。
自分の価値を思い出させる。
自分に優しくする11の方法
いかがでしたか?
孤独感は、日常の生活の質の低下、
幸福感の低下にも密接に絡んでくる。
孤独感や退屈感で
落ち込んだり不安を感じたり
慢性化している時、
それはあなたの内側を、好奇心をもって
探求する調度いいタイミング。
それら生み出しているのは
私達の心、考えだから。
自分はどうしたいのか。
どうなりたいのか。
何を大切にしているのか。
何が提供できるのか。
自分を知り、否定せず、
受け入れて、修正すること。
おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。