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2022/01/07 14:00
あなたは朝、どのように過ごしていますか?
モーニングルーティンって作ってますか?
もしくは今、ルーティン化、
習慣化させようと頑張っている最中ですか?
よく心身共に健康な朝のルーティンとして
ヨガ、日記、読書、運動、
語学や資格の学習、瞑想などが
朝活として挙げられていますよね。
聞き慣れているかと思います。
誰しも一度は試してみようと
思ったことがあるかと思います。
でも、なかなか続かなかったという人も多いのでは。
「面倒だーーやりたくない」
「辛い、やりたくない」
中々、ルーティン化、習慣化させ、
行動を根付かせるのって難しいですよね。
それでも「心身共に良いことだから」
「自分のスキルアップのため」と言い聞かせ、
体に鞭を打ち、強制させる・・・
そのうち、「なんでこんな無理してやってんだろう」とか
「これ、本当にやりたいことなのか?」
「別にこれ今必要じゃないよね?」と
胸に手を置き、自問する日々が増え、
どんどんやならい言い訳を考え、
ついには離脱します。
その度に、続かない自分にも腹が立ち、
罪悪感さえ感じることも。
行動の根付かせ方、習慣化させるコツは
様々あって、例えば、
・定時定刻に「これをやる」と決める。
その時間になると作業が途中でも
問答無用でやる。
・「Aの後は必ずBをやる」と前の行動とセットにする。
食べた後は歯磨きをする、
起きたらすぐに顔を洗う、
英会話レッスンが終わったらすぐさま
次の予約を入れる
・準備をして行動するまでのプロセスを短縮する
ベッドの横にトレーニングウエアを置いて寝る。
起きたらすぐに着れるようにしたり、
語学学習なら、勉強した本を閉じずに、
リビングの机に開いたままにし
そこに座ったらすぐに見れるようにするなど。
その時のモチベーションや気分に
左右されないように、
これらが挟み込む余地がないように、
自動応答化させる。
1+1=2のように公式化して
極力例外を排除してオートマチックに
強制させていくということが
コツになってくる。
他にも行動の根付かせ方、
習慣化させる方法として
下記のようにあるんだけど、
■自分を改善するのに必要な4つのこと
今日はルーティン化させる方法とは違い、
あえて、モチベや気分を挟み込み、
自分が今、感じていることに耳を澄ませ、
正直になり、
「朝のルーチンに固執しない」という
朝のルーチンはどうかということについて。
そう、強制、義務化させない朝時間の使い方。
なぜなら人は、起床した瞬間、毎朝、
その日、その時によって気分や感じ方は変わります。
厳格な朝のルーチンは、
この事実を完全に無視し、
すべてにおいて単一の行動を
適用するように求めるから。
その時々のモチベ、やる気の有無、
気分によって左右されないように
公式化すれば
継続力という点においては
もちろん強化しやすくなるから
これはこれで大事。
ただし、人はそれほど厳格で
ストイックには中々なれない。
そんな時は、その時のモチベや気分、
その瞬間、どのように感じるかに
耳を澄ませて、その声に素直に
従う日があってもいいのかと。
どちらもバランスかと。
厳格なルールから
一旦離れてみて、固執せず、
その時間がどのように
費やされるかについての特に期待はなく、
その日起きて、その瞬間に感じた
やりたいことをやる。
生産性や自己成長のためなど
もたらすメリットを考えない。関係ない。
やらなきゃいけない、
やるべきだという
義務感から解放する。
自分が好きなように過ごす時間。
自分が望むもの。
大事な事は
義務ではなく自発性。
いつものモーニングルーティンを
行うために確保している早朝の1時間は、
自由であり、
自分の欲望からくることをやる時間とする。
やりたくないことは
何もする必要はありません。
朝、目が覚めた瞬間、
やりたくないことをする義務がないことを知れば、
心や気分にも余裕が生まれます。
もし朝活のために
1時間早く目を覚ましている場合、
義務感がないことで、ホッとし、
そのまま気楽に眠り続けるもよし、
例え、アラームを止めては寝て、
止めては寝てを繰り返し、
それだけで1時間費やしてしまったとしても
それはそれでよし。
大事なことは、義務感や罪悪感なしに、
それをすることができるという
自由感や安心感が持てるということ。
走りたいなら走っていいし、
裸で踊りたいなら踊っていい。
表層化、顕在化している直感、
欲求にそのまま従う。
義務感、プレッシャー、
罪悪感を感じる必要性がない、
何をやっても許される、
大丈夫なんだという自由感が
心に安らぎを与えてくれる。
間違った選択というものが存在しない。
誰にも何にも課されること、
義務や強制がない、
それは究極の自由空間であり、
安全地帯。
ベットで目を覚ました瞬間の
あの義務感・・・
今日もこなさなきゃないけない
という圧やストレスが
目覚めの一発目に全身を襲う。
そんなこととはおさらばして、
気楽に過ごせる時間、
心地の良い時間にすることで、
その日1日のスタートを
快適にきれるようになるのでは。
もし朝活でいつもより30分から
1時間早くアラームを設定している人は
まずは、目が覚めた時、
ベッドで数分間過ごし、
「何が私を幸せにするのか」と自問に
その日、その時の気分や感情に焦点を当てます。
まだ寝る?朝ごはんを食べる?運動する?
それが何であれ、一日のこの最初の1時間は、
自分が望むものすべてに
コミットできる自由時間です。
気の向くままに何をやってもいい。
あれをしなきゃ、これをしなきゃ、
こうするべきだ、こうじゃなきゃいけない
それらから解放された別世界。
目覚めた瞬間にやりたくないことをする義務が
ないんだと思えるあの安心感と安堵感。
そういう日を予め確保しておく。
寝る前に憂鬱になるような
朝の厳格なルーティン。
「明日よ、くるなと」願うほど。
「でもそんなふうに考えてはダメだ。やらなきゃ。」
と必死に言い聞かせ、圧をかける。
離脱リスクが急激に高まっている
シグナルでもある。
そういう時は「また戻ってくる、一旦離れるね」と自分と約束し、
思い切って、その時間を義務感や
プレッシャーに費やさないことを自分自身に
許可するって時間や日を採用してもいいかと。
もしくは定期的に作ってあげること。
「なんでもよくて、なんでもありなんだ」
根性論や義務感でで圧をかけて疲弊し、
ひからびた心へ、
安心感という水を与えてあげる。
そういう安全日を意識して、
バランスを持ってやっていると
義務感や圧は、少しは軽減され、
そのうち、実際には、
またやりたい、もっとやりたい、
もう少しやってみたいと思うようになる
ことさえあります。
同じ行動でも、義務感から生じたものではなく、
純粋にしたい、やりたいという欲望から
何かするようになると、
それが強い動機、原動力になりますよね。
欲求からきた行動は、
成長を加速させてくれます。
ここでは朝活、モーニングルーティンに
費やす1時間に焦点を当ててお話しをしていますが、
別に1時間にこだわらず、
それ以上でもそれ以下の時間でもいいし、
朝以外でも構はない。
たとえ1日がタイトな
スケジュールであったとしても、
義務感から解放される時間、
やりたくないことは何もする
必要がない時間を確保するってのは
大事なことだよねってことで。
いかがでしたか?
朝時間。
厳格にルールを固執することで
習慣は根付きやすくはなる。
でも少し疲れた時は、たまには、
一旦距離をとってあげ、
その時の直感に耳を澄ませ、
それに素直に従ってみる日を
意識的に作ってあげる。
両方を行ったり来たりして
バランスをとってあげれば
離脱リスクも軽減される。
計画外の決定でもOKとする
自由になる許可を自身に与えてあげる。
そんな感じでいいのでは。
おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。