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2022/08/28 14:00
「こんなところに突然ニキビが・・・」
「以前よりニキビができやすくなった・・・」
「いつもどこかしら肌の炎症を起こしている」
こんな悩みを抱えていませんか?
綺麗なお肌を手に入れるなら
ニキビ治療薬などの局所ケアや
コスメなど外側のケアも大事ですが、
適切な栄養を食事から摂取する
ということも非常に大事になってきます。
美肌を保つには様々な要因がありますが
その主な要因は、食事です。
外側のケアだけでも、確かに緩和はできますが、
不適切で不健康な栄養状態だと
内部の炎症をとる根本的な
解決や完治にはなりにくいということも。
適切な栄養摂取は、肌に限らず
心身共に、内側から、
全体的な健康に好影響を与えてくれます。
ニキビや肌トラブルに強い
健康的な肌になるために、食事にプラスアルファして、
ニキビケアに最適な飲み物も併せてみては。.
そこで今回は、ニキビに最適な抗菌ジュース、
抗菌、抗炎症、デトックスに最適な飲み物をご紹介。
栄養価の高い食事に、プラスして
健康的な飲み物を摂取することを習慣付ければ、
ニキビや炎症などの肌トラブルを
より早く、より強力に修復、予防でき、
より肌にハリや透明感を
与えてくれるよう後押ししてくれる。
水分を補給でき、毒素を体内から洗い流せて、
必要な栄養素を摂取できる健康的な飲み物で、
内側からお肌、身体に若々しさを与えます。.
まず、飲むタイミングとして
大事になってくるのが、「朝」です。
夜間の睡眠中は汗をかき、排泄のみとなるため
身体内部の水分が脱水している状態です。
起床後は、脱水を促すコーヒーや
エナジードリンクを避け、
新鮮で栄養価の高い健康的な飲み物から
1日を始める習慣をつけること。
そこで、
1)緑茶
緑茶には豊富な抗酸化物質が含まれています。
特に有名なカテキン界のスーパースター、
エピガロカテキンガレート(EGCG)が含有されていて、
この強力な抗酸化作用は、
細胞の錆び付きから保護して
老化プロセスを遅らせ、また皮脂の酸化を防ぎ、
皮脂をコントロールし、また体内の炎症を鎮めてくれる。
体内でカテキンが増えると、
うつ病と不安神経症の両方が
減少することも研究でわかっています。
Lテアニンというアミノ酸の成分。
お茶を飲んでホッとするあの成分です。
神経保護、リラックス、抗うつ、抗ストレス、
睡眠改善に効果的とされているので、
イライラやストレス、疲労にによる
ニキビや肌荒れにも効果的。
またEGCGはビタミンCとの相性が良く、
ビタミンCが、EGCG本体を壊れにくく作用し、
反対にEGCGはビタミンCの威力を
高めてくれるように作用する。
2014年Journal of Food Processing and Technologyでは、
この緑茶と非常い相性が良いものとしてレモンが良く、
それは柑橘系はカテキンの抽出量を増やすことができ、
レモンなしでお茶を飲む場合と比較して、
最大6倍の量の増加があったと示唆されています。
レモンの抗菌、皮脂分泌調整効果も後押しされ、
抗酸化作用が高まり、
ニキビや炎症を内側からケアし、
吹き出物や赤みを軽減。肌を明るく、
過剰な皮脂を整え、
老化プロセスを遅らせます。
2)スペアミントティー
米国皮膚科学会による2015 年の研究では、
毎日2 杯のオーガニック スペアミントティーを摂取すると、
炎症性座瘡病変が25% 減少し、3 か月後に
51% 減少することがわかりました。
スペアミントティーの化合物として、
フラボノイド、メントール、リモネン、ロスマリン酸などが
含まれており、これらはそれぞれ
抗炎症、抗菌、抗真菌、
抗ウイルス特性を兼ね備えています。
ニキビを鎮静させ修復し、予防してくれる。
またお肌だけではなく、胃腸の消化不良を鎮め、
体の免疫システムを高め、
真菌感染から保護し、
身体の内部から炎症を抑えます。
またスペアミントティーは
ホルモン性のニキビにも効果的とされており、
アンドロゲン、テストステロンとして知られる
ホルモンレベルの増加は、
皮脂腺の活動を高めてしまい、
毛穴を汚れやバクテリアで
汚れた皮脂で詰まらせてしまい、
ニキビに発展しやすくなります。
特に思春期、月経、閉経期、
妊娠時期は引き起こしやすくなります。
スペアミント ティーは血液中のテストステロンを
減少させ、抗アンドロゲン効果が見込まれるとされ
ホルモン性のニキビにも効果的とされています。
3)ターメリックティー(ウコン茶)
古来よりアーユルヴェーダでも使用されており、
その免疫力増強効果はアダプトゲンに分類されています。
ウコンに含まれているクルクミンという成分が、
強力な抗炎症、抗菌、抗酸化作用を
持っていることで知られています。
また血管の炎症にも効果的で、
血小板の凝固を防ぐ作用があり
血流を改善し、代謝を整え、老廃物を解毒します。
海外では「アンチエイジング成分の宝石箱」とも
称されているブラックシードオイル。
100種以上のエイジングケア成分含有の
ブラックシードオイルに含まれる豊富なビタミン、
ミネラル、オメガ3,6,9、中でも、
植物化合物のチモキノンは、強力な抗酸化作用、
抗炎症作用、抗菌効果を持っていることで知られており、
近年、コロナの影響で、“免疫力”という点で
脚光を浴び、世界中の医療、美容業界で
大注目されている成分です。
そこにハチミツを加えることで、
更にも増して抗菌作用が高まります。
ハミチツ&ニゲラサティバのCOVID-19に対する試験
2020年6月、パキスタン、チリ、カナダ、および米国の
様々な研究機関の研究者チームは、
ブラックシードオイルと蜂蜜との
組み合わせの潜在的な有効調査する臨床試験を実施しました。
研究を指揮するのは、ハーバード大学医学部および
マサチューセッツ総合病院での研究員、
生物細菌学の専門家のSohaib Ashraf博士。
重症、中程度のコロナ患者313人へブラックシードオイルと
蜂蜜の組み合わせを採用したグループと、
していないグループに分け、
13日間の投与を比較すると、
採用したグループは6日以内に症状が回復。
PCR検査においても
4日早く陰性を達成したとのこと。
5)タルトチェリージュース
ビタミン A、B、C、D など豊富なビタミン、
カリウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル、
抗酸化作用の高いポリフェノールの一種である
アントシアニン、フラボノイド、カロチノイドが含まれていて、
お肌に栄養を与えて炎症を鎮め、
抗菌、抗酸化作用を高めてケアします。
また別名、睡眠ホルモンと名がある
メラトニンが含まれているのですが、
タルトチェリーには、あらゆる食べ物の中でも
最も多いレベルでメラトニンが含まれています。
肌の pH のバランスを整え、
良質な睡眠を促して睡眠の質を高め、
ストレス性のニキビを予防、ケア、
回復力を高めてくれる。
6)ビーツジュース
「食べる輸血」と称されるビーツ。
赤玉ねぎや赤カブに似ていますが、ほうれん草の仲間。
ビタミンA、ビタミンC、そしてナイアシン、ビオチン、
葉酸といったビタミンB群。
ナトリウム、マグネシウム、
リン、カリウム、カルシウム、鉄といったミネラル成分が
豊富に含まれています。
高血圧やむくみ予防に効果があるとされている
カリウムはレタス、トマトの2倍以上の含有量となります。
カリウムは、不摂生な食生活によって
過剰に摂りすぎている塩分を
体から解毒してくれる大切な栄養素。
塩分過剰は砂糖の過剰と同じく
炎症、ニキビ、肌荒れの
トリガーとなることで知られています。
またビートジュースに硝酸塩(しょうさんえん)という物質が
含まれていて、これが血流中に存在している
亜硝酸塩というイオンが、
一酸化窒素というものに
変換されちゃいます。
一酸化窒素に変換されるとどうなのるのかというと、
それによって血管を弛緩させて拡張させ、
酸素が豊富な血液を張り巡らせることができます。
つまりは血流が改善が見込めるってこと。
血行不良が起こると冷え、肩こり、頭痛、
倦怠感など疲れやすくなり、また代謝も落ちるので、
老廃物を処理しきれなくなり、お肌でも古い角質や
老廃物が溜った状態になり、
ニキビができやすくなります。
また食物繊維、オリゴ糖も豊富なので、便通も改善され、
腸内環境をクリーンに保ってくれる。
お肌、腸、メンタルは密接な関係なので、
ニキビや炎症を、内側から整えます。
7)アムラジュース
グーズベリーとしても
知られているこのアムラというフルーツ。
European Journal of Cancer Preventionに
掲載された2011年の研究によると、
アムラは「インドの伝統的な医療システムの中で
最も重要な薬用植物」と示唆。
ビタミンC、タンニン、強力なポリフェノールが
含まれていて、細胞のサビつきから守る抗酸化物質
として作用し、免疫細胞機能を高めてくれる。
免役力が低いとバリア機能も弱くなり、
ターンオーバーも乱れ、外的刺激にも弱くなり、
ニキビを引き起こしやすくなります。
またストレスにも晒されやすくなり、
ストレスはフリーラジカルを過剰に
発生させて細胞を傷つけ、破壊します。
ビタミンCの量は、アセロラが最も含まれていて
その2番目にアムラがあたります。
またリンゴにも含まれている食物繊維である
ペクチンが豊富に含まれているのも特徴で、
整腸作用にも効果的。
細胞の酸化、ニキビ前の皮脂の酸化などを抑え、
また腸活にもよく、ニキビや吹き出物などの
炎症を内側からケアしてくれる。
他にもお肌だけではなく、血圧、コレステロール、脂肪分解作用など
心血管のダメージ、重症化のリスクを減らすことが示されている。
また臓器機能(心臓、腎臓)のダメージのリスクの軽減に役立つとも。
いかがでしたか。
栄養価が高く、抗菌力を高める食事を
作るのが大変な時は、
せめて飲み物だけでも意識する。
どっちも意識すればなおよし。
お肌の調子が悪い時は
内側からのケアを忘れずに。
食事によって
あなた自身が作り上げられている。
食事があなたを作る。
今の食生活が、5年後、10年後の
未来の心身のデザインを決める
重要な下書きだってこと。
食は最強の美容液。
その補助的ツールとして
コスメやサプリを見方につける。
全ての根本治療は食からです。
おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。