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2022/09/16 14:00
私達の身体内部と外界との
境界線である皮膚。
この皮膚は、外部環境の脅威から守る
バリアとなって私達を保護してくれている。
常日ごろから、太陽の紫外線、
スモッグ、PM2.0などの空気汚染、
喫煙や副流煙、過剰な飲酒、運動不足、
不規則なライフスタイル、
ウイルスなど病原菌、心理的ストレスなど、
様々な外的要因による環境ストレスや
細胞を錆び付かせてしまう酸化のストレッサーの脅威に
晒されています。
そこへきて、私達は日に日に
年齢を重ね、細胞の代謝サイクルは
退化していっています。
それによりコラーゲンやエラスティンの生産量の低下や
ターンオーバーサイクルの低下など
修復、回復に時間がかかるようになってきます。
つまり皮膚は、
環境ストレスを【外的要因】と、
日を重ねるごとに低下していく肌機能の
【内的要因】
これら2つの要因によって
常に皮膚は脅威に晒されています。
この現状をしっかりと注視して理解し、
適切にケアしてあげないと、
あっという間に皮膚の老化プロセスに拍車が
かかってしまうことになるから。
また内的要因のみに
スポットを当てがちになり、
しっかりと毎晩スキンケアをしていたとて、
外的要因に対する適切なケアを怠っていたら
それはザルのように抜け落ちるだけですよね。
外も内もどっちも大事だってこと。
環境ストレスの原因として主要な3つと言えば
・紫外線
言わずもがな、お肌のダメージや老化肌と
最も深い関係の外的要因。
紫外線は皮膚のフリーラジカルの生成を引き起こし、
DNA 損傷や皮膚のコラーゲンとエラスチンの分解を
引き起こします。
・ブルーライト
スマホ、パソコン、タブレット、テレビなどの
デジタルデバイスから発せられるブルーライト。
日々、至近距離から浴びるブルーライトにより
皮膚のバリアを損傷させ、早期老化、乾燥肌を
引き起こす原因になるリスクも高まるされており、
2015年の研究でこのブルーライトについても
フリーラジカルの生成を刺激することが示唆されています
ハーバード大学の研究によると6.5時間のブルーライトと
同等の明るさの緑色光の効果を比較する実験では
ブルーライト はメラトニンを2倍抑制し、概日リズムが
2倍シフトさせたと示唆。
体内時計が狂い、夜中のスクロールが
イライラや不安感の増大にも関係するし、
これでは美肌を促すホルモンである睡眠中に分泌される
成長ホルモンの分泌にも悪影響及ぼしてしまいます。
・大気汚染
排ガス、スモッグ、PM2.0、黄砂など
大気の汚染は、呼吸器系統の悪化だけではなく、
小さな汚染粒子が毛穴に詰まり、皮膚へ
フリーラジカルを生成し、ダメージを引き起こします。
皮膚への酸化損傷が引き起こされ、
炎症の増加や皮膚の過敏性が増加してしまいます。
慢性的に大気汚染に晒されると、皮膚の弾力性の低下、
皮膚の水分不足、赤み、ニキビ、
シワやハリ、くすみが生じてしまう。
実際に下記研究では大気汚染(PM)によって皮膚の炎症を刺激し、
コラーゲン合成を損なうことを示唆されています。
また2020年のEuropean Respiratory Journalによると、
大気汚染にさらされている子供たちが、
湿疹、喘息などのトラブルを発症することが示唆されています。
また別の研究でも、慢性化している炎症性の皮膚疾患で
苦しんでいる人にとって、高い汚染レベルが
状態を悪化させる原因となっているとも示唆。
私達は、汚染物質との遭遇を
ゼロにすることはできません。
でもこれらをスキンケアによって
お肌の防御力を高めて、
環境ストレスからのダメージを
弱めることができます。
そこで環境ストレス要因から
お肌を守る方法として
1)優しい洗顔料を使用する
汚れた空気にさらされている間、
肌を健康に保つためには
まず最初のステップは、お肌を清潔にすること、
つまり洗顔です。
だからと言って刺激が強く、
皮脂を根こそぎ取り去り、肌バリアを壊してしまう
洗顔料や、(はたまたメイク落とし)ではなく、
刺激が少なく、マイルドで、
でも表面の汚染物質はしっかりと取り除かれ、
肌バリアを損なわないものが必要。
ちなみに、泡が必要以上にモコモコするのは、
それだけ過度に洗浄成分や泡立ち成分が
添加されているので刺激が強く、乾燥しやすくなります。
「摩擦を避け、泡で洗顔しましょう」と言われますが、
刺激や化学成分の強い泡だったら、
本末転倒なので注意が必要です。
オイルベースのの洗顔料であれば
表面の汚染物質を取り除き、顔のSPFやメイクを
毛穴の奥底から浮かして、分解し、
溶かしてくれるのに役立ち、
オイルの栄養によって、皮脂生成のバランスもとってくれる。
肌を過度に乾燥させることなく、油分と水分を
健康的なバランスで維持できる。
選ぶ際は優しいクレンザーから始め、
必要以上に泡立ちするものではなく
泡がマイルドなものや泡立ちがないペースト状を選ぶこと。
2)抗酸化物質を補給する
抗酸化物質とは、字のごとく、酸化(細胞の錆付き)を
守ってくれる物質。酸化の原因となる過剰なフリーラジカルを
中和してくれ、コラーゲンとエラスチンを早期の分解を保護し、
皮膚を環境ストレスから守ってくれる。
これらは食べ物に豊富にあり、内側のケアとして
・ビタミンC(キウイ、オレンジ、ベリー類、芽キャベツ、サツマイモなど)
・ビタミンE(アボカド、ヒマワリの種)
・ベータカロテン(ニンジン、アスパラガスなど)
・亜鉛(カキ、赤身肉、強化シリアル)
・セレン(ブラジルナッツ、マグロ、キノコ、鶏肉)
・グルタチオン(にんにく、たまべぎ、ブロッコリーなどのアブラナ科)
・レスベラトール(ブルーベリー、ダークチョコ、ピーナッツ、ピスタチオ、赤ワイン)
これら内側のケアにプラスして、
外側のケアとしてもアプローチが必要。
マルチビタミン、マルチミネラルなどの抗酸化物質が
豊富に含まれているスキンケア商品での
ケアが非常に大事になってきます。
3)プロバイオティクス
肌にも腸にも常駐菌がおり、これらがチームとなって、
友好的に、一致団結し(マイクロバイオーム)
お肌のペーハーバランスを整えたり、
肌トラブルを修復したりなど、
傾いて悪化したお肌の状態を
健康的に維持してくれている。
しかしこれが、汚染によって
皮膚の健康に寄与するバクテリアや
微生物に悪影響を与えることが示されています。
マイクロバイオームの均衡をしっかりとるには
・食事:発酵食品などを摂取することで善玉菌を増やす
・運動:: 適度な運動は、腸内細菌叢の繁栄に役立つことが示されています。
・サプリ:プロバイオティクス含有のサプリで内側から整える
・スキンケア:マイクロバイオームのバランスをとるスキンケアを心掛けるこで、
皮膚上の微生物を、適切なバランスに回復するのに役立ちます
・喫煙をやめる:コラーゲンとエラスチンを破壊。皮膚の水分が喪失され
皮膚の老化促進や薄化、バリア機能の低下に影響する
4)紫外線対策
UVA 光線は皮膚内部まで入り込み
コラーゲンやエラスチンを破壊します。
また皮膚に有害なフリーラジカルを
引き起こしてしまいます。
またある特定の汚染物質によっては、
日光に晒されることで、活性化されて
しまうことも分かっています。
そうなるとお肌の外観だけではなく、
癌やDNA レベルで細胞の変化が進行するというリスクも。
SPFは30以上のミネラル日焼け止めを使用すること。
文明が高度化し、また地域が
都市化していくことによるメリット、デメリットがある。
これは誰にも止められない。
だからこそ、しっかりと内からも外からも、
UVや大気汚染を筆頭に環境ストレスによる
ケアすることを意識し、肌バリア機能を高めておくこと。
健康的な食事をし、適度な運動をし、
十分な睡眠をとる。マインドフルな生活習慣で
不安や心理的ストレスを管理する。
そしてお肌のUV対策をしつつ、
食事とスキンケアでマイクロバイオームの
均衡をしっかりとる。
内側のケアと外側のケアの保護を組み合わせて、
内外からアプローチすることで、
汚染物質への曝露による健康への悪影響を
軽減することができる。
下記の商品であれば、容易に実現できます。
マイクロバイオームの均衡を整えて、
常駐菌のチーム力、団結力を更にアップさせる
マイクロバイオーム原料が含有され
上記でも出てきた抗酸化物質グルタチオンを
構成しているアミノ酸をバランス良く配合し、
またグルタチオンの生成に関連しているビタミンC、セレン、
マグネシウム、銅を含む多数のマルチミネラル、
多数のマルチビタミンで構成されている
ブラックシードオイルが配合されています。
環境汚染物質による攻撃をブロックし、
肌の菌環境を修復して整え、
水分が補給され、肌バリアをより強くし、
活力のある肌に仕上げてくれる。
おあとがよろしいよう。
今日はここまで。
おしまい。