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2022/10/21 14:36



人はみな年を取ります。

永遠に10代、20代でいることはできず、

老化は避けられません。
日に日に退化していっています。


だからといって、時の流れに
身を委ねるには時期尚早。

「もう年だから・・・」
「どうせ遺伝だから・・・」
と諦めるにはまだ早い。


老化プロセスの速度を緩やかにしたり、
遅らせたりなど

年齢を重ねて低下していくパフォーマンスを
できるだけ落ちないようにすることは可能だから。


実際に、老化プロセス、老化速度というのは、
25%が遺伝子で、残りの75%が
ライフスタイルによって決定されるとされています。


つまりどれだけ老化するかは、
あなたの行動に依存しているということです。


老化速度を上げるか下げるかは自分次第であり
ほとんどがコントロール可能なライフスタイル次第。


懸命な選択をし、上手に年齢を重ねて、
より健康で、若々しく、長生きし、
人生を最大限に楽しむこと。


そこで、老化を遅らせ、上手にエイジングする方法として



1) 炎症



“炎症”と聞くと、ニキビや吹き出物などを
皮膚のトラブルを想像しがちですが、
それは炎症という大きな括りの1ピースにしかすぎません。

心臓、腸、筋肉、脳、神経、血管など
体内のあらゆる箇所で炎症というのは起きます。

うつ病は脳内で炎症が起こっていることでも有名ですよね。

炎症というのは、すべての加齢に伴う疾患において、
共通したものであり、

老化速度のスピードアップ、
老化関連の疾患の原因になります。

炎症と老化関連疾患とは非常に密接だということ。

糖尿病、高血圧、脂質異常、肝疾患、認知症、癌など
炎症の慢性化によって、自然治癒力ではどうにも
対処しきれずに、引き起こされる。

細菌やウィルスなどによる一過性の短期炎症でははなく、
「なんか調子悪いな・・・」「なんかやる気でないな・・・」と
原因不明の未病が長引き、全快しない状態の
慢性化炎症が特に気を付けないといけない。

体内の慢性炎症は目に見えにくく、
サイレントキラーとされています。

炎症がずるずると長期にわたって慢性化すると、
抑え込もうと免疫機能は絶えず働き、オーバーワークに。

免疫機能が過労で疲弊するようになると、回復も遅れ、
抑え込めなくなります。

炎症プロセスが繰り返されると、
酸化ストレスが細胞や臓器に損傷を与えます。

炎症は、時間の経過とともに徐々に影響を及ぼし、
免疫系が体内の健康な組織や臓器を攻撃するようになり、
病気のリスクが格段に高まります。

長引く炎症は、老化速度を増してしまいます。

長引く炎症の影響により、
インスリンやホルモンなどの他の機能に拮抗するようになり、
体重増加、血糖値上昇、睡眠障害、無気力に。

皮膚に関しては、炎症が皮膚細胞の機能を妨害し、
皮膚バリアが破壊され、保湿力が低下。
コラーゲンやエラスチンは分解され、
弾力性や水分レベルが低下します。

シミ、シワ、たるみ、皮膚の薄化、乾燥肌など
老化プロセスを加速させます。

体内の炎症が抑制さえできれば、自然治癒力、
免疫力もうまく機能し、
健康的で、長寿である可能性が高まります。

では、この慢性炎症のトリガーとなるものはどのようなものか。

・過剰なアルコール摂取
・喫煙
・高脂肪・高カロリー食、砂糖過多、塩分過多
・精神的ストレス
・腸内細菌叢の異常
・高レベルの活性酸素種

これらが当てはまります。

そこで、

・果物、野菜、豆類、ナッツ類、種子類、全粒穀物など、栄養豊富な食品を食べる
・水分摂取量を増やす(1日最低でも1.5リットル~2リットル目安)
・腸の不均衡をケアし、腸のバランスを整える
・加工食品、砂糖ベースの食事を減らす
・良質な脂質の多い魚やオメガ3脂肪酸などの健康的な脂肪の摂取量を増やす。
・ストレスを管理するためにヨガ、呼吸法、瞑想を行う
・就寝1時間前にはデジタル機器をストップする
・読書、入浴、アロマ、間接照明などリラクゼーション環境を整える
・運動を毎日の優先事項にする
・抗酸化成分を使用したコスメでスキンケアを行う

ちなみに、加工肉(ベーコン、ソーセージなど)は
体内の炎症レベルを高めてしまい、老化速度が上がって
しまうことでも知られていますよね。

加工肉を1 日 1 食分食べると、
心臓病のリスクが 42% 高くなり、
糖尿病のリスクが19%高くなることが
ハーバード公衆衛生大学院 (HSPH) の研究によって示唆されています。

未加工肉に比べてナトリウムと化学防腐剤の
約4倍のナトリウムと50%多くの硝酸塩の化学防腐剤が
含まれていたんだとか。

加工肉は、高塩分で凝縮されているから
炎症レベルが高く、

それを毎日食べているとなると
どこかしこが悪くなるのも納得。

他の研究でも、加工肉は結腸がんになる
リスクが高くなってしまうことも示唆されています。


どんどん若返る治療薬はありませんが、
体内の炎症には対処できる。

対処できさえすれば、
これらの進行を抑制することはできる。


2) 酸化ストレス



細胞を錆びつかせる酸化。
過剰なフリーラジカルを抑え込めなくなることで、
細胞の遺伝子を壊し、錆びつかせ、退化させ、
癌や加齢による様々な病気へとつながります。

もともとこのフリーラジカルは体内で
発生しており(日光、汚染、炎症、運動)、
それを撃退する力を元来は持っています。

本来持っている力以上に
体内のフリーラジカルが急激に増えてしまうことで
対処しきれない状態になり、細胞の酸化が進行してしまう。

酸化は、1)の炎症と重なる部分が多いのですが、

紫外線、食生活、過剰アルコール、
喫煙、過剰塩分、過剰砂糖、過剰運動、
低睡眠、ストレスなどにより、フリーラジカルが
過剰化しやすく、酸化に拍車がかかってしまうとされています。

必要以上に発生している
フリーラジカルを抑制させ、戦闘力を上げるには、

・抗酸化物質の高い食品を摂取する(ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、
セレン、オメガ3、システイン
・適度な有酸素運動は逆に酸化ストレスを軽減させる
・季節や天候に関係なく、365日日焼け止めを塗る
・ストレスを軽減させる
・良質な睡眠を確保する


3) ミトコンドリア




ミトコンドリアは、全ての細胞のエネルギーを作っている
発電所、生産工場のようなもの。

この工場の力が弱いと、当然、全ての細胞の
エネルギーレベルが低くなり、
細胞活動が低下します。

細胞の機能が低下すると、たとえば、

脳の神経細胞であれば、理解力や暗記力などの認知機能の低下、
心臓の細胞であれば、血液輸送力の低下、
免疫細胞であれば、ウィルスや細菌への攻撃力の低下など、

37兆個とも60兆個ともいわれる膨大な数の
細胞で全身を構成しているので、

ありとあらゆる臓器、
体の様々な機能に支障をきたすことになります。


ミトコンドリアが減る原因として

こちらも1)、2)と同様、
不摂生な食生活、過剰アルコール、
喫煙、過剰塩分、過剰砂糖、過剰運動、
睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。

そして、ミトコンドリアの力を弱体化させないようにするには
ビタミン、ミネラル、良質なたんぱく質、オメガ3など

豊富な野菜、果物、精製された炭水化物、
油もの、砂糖、塩分を減らし、

栄養価の高い食事、適度な有酸素運動、
ストレス発散、良質な睡眠が挙げられる。



4) オートファジー



オートファジーは、不要な細胞、
老朽化した細胞、損傷した細胞など
これらを一掃する自己修復システム。
細胞のリサイクルシステムのこと。

このリサイクルシステムが
しっかり稼働すれば、するほど、
細胞は新しくてより健康で、
元気を取り戻してくれ、いつまでも
若々しく、健康的で、老化速度を遅らせ、
疲労の軽減や修復力を早め、

病気にかかりにくく自己免疫力の高い
状態となります。

オートファジーというリサイクルシステムが
うまく稼働していない場合、

下記の症状になる人と、
非常に関連していることが
分かっています。

・アルツハイマー病
・パーキンソン病
・ハンチントン病
・統合失調症
・うつ病
・双極性障害
・認知症
・筋萎縮性側索硬化症
・自閉症スペクトラム障害
・気分障害
・メンタルの乱れによる現れる症状(不安感、恐怖感の増大など)

鈍化したオートファジーを
しっかりと稼働させる方法としては

下記の過去記事に詳細を記載しておりますので
良かったら参考にしてみてください。
きっと理解が早まると思います。



いかがでしたか?

これら4つは老化プロセスを遅らせ、軽減し、
自己治癒力、修復力を高めて、病気リスクを
軽減するのに役立つ重要なファクターです。

人間は歳をとります。
加齢を止めて、永遠に若くいることができる
魔法の薬はありません。

加齢、老化はコントロール不可能ですが
ライフスタイルはコントロール可能です。

遺伝学が老化プロセスのすべてではないということ。


おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。



Good virtues(グッドバーチューズ)