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2022/11/25 14:00


体にとって、とても大切なビタミン。

骨、血管、臓器、発育、免疫力、
治癒力、ホルモン、メンタル、皮膚など、

私達が健康的に過ごすために
なくてはならない栄養素です。

食べ物が消化する過程で、
胃や腸、細胞はミネラルなど他栄養素と共に
ビタミンを吸収し、各器官へ
運ばれてエネルギーになる。

栄養価の高い食事とビタミンの摂取は
健康でバランスの取れたライフスタイルを過ごすための
重要なキーになってくるのは言わずもがな。

今日はタイトルにある通り
ビタミンAについて。

ビタミンAって聞くと、
一般的にお肌に効果的なレチノールや、
目に良いというイメージが強いですよね。

でも、それ以外にも

・免役力向上
・抗感染・抗菌力
・甲状腺ホルモン代謝を調節してくれる。
甲状腺刺激ホルモン (TSH) 分泌を阻害し、炎症反応を軽減してくれる
・子供の骨、神経系の発育を健康的にサポート
・生殖能力向上、不妊率の低下

これらのメリットがある。


このビタミンAには2種類あって、


■活性型ビタミン A (レチノール)


■プロビタミンAカロテノイド

体内でβ-カロテンなどのカロテノイド類は、
レチノールに変換される。



ビタミンAが不足してしまうとどうなるのか。

・視力の低下、夜盲症(夜や暗闇が見えない)

・ビタミンAは目の角膜、結膜、粘膜を守る働きがあり、
それが低下するので老眼、ドライアイ、かすみ目の進行など
目の不健康


・ウィルス感染、頻繁な風邪
ビタミンAは抗菌性ビタミンとしても知られており、
この不足によりウィルスの攻撃に脆弱となり
感染しやすくなる。


・甲状腺機能の低下

ビタミンAの不足により、甲状腺ホルモンの分泌の
調整にエラーが起き、低下する。

低下するとバランスをとろうとして
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が過剰合成される
バックアップシステムが稼働する。

それによって甲状腺のサイズが
大きくなったり、甲状腺によるヨウ素の
取り込みが減少するなどが発生する。

甲状腺機能が低下すると、むくみ、
倦怠感、便秘、体重増加、記憶力の低下、
排卵障害、不妊、流産などの生殖能力にも現れる。

また甲状腺ホルモンは成長に関わる成分のため、
重度の先天性甲状腺機能低下症の場合は、
精神発達の遅延や神経系に障害が出る
リスクも高まってしまう。

また甲状腺がβ-カロテンからビタミン A へと
変換に大きな役割を果たしているとされていることから、
甲状腺機能が弱ってしまうと、
β-カロテンからビタミン A への変換が
うまく行われないようになります。

つまり体内はβ-カロテンレベルが過剰となり、
このカロテンの過剰、不均衡状態は、
皮膚が黄ばんでしまう症状(柑皮症)や生理不順、
生殖機能の低下などにも
関連しているとされています。

ビタミンAはまた、甲状腺機能低下症に多い、
その根底にある自己免疫疾患である橋本病の
リスクの軽減に役立つ。

ビタミンAは、自己免疫反応(自分を敵とみなし
攻撃してしまう免疫エラー)の低下に貢献してくれる。

過去、過去記事で甲状腺に効果的なハーブを
記載しているのでよかったら参考にしてみてください。
甲状腺ホルモンを正常化してくれる8ハーブ



・皮膚刺激
ビタミンAの欠乏は乾燥、かゆみ、鱗屑など
皮膚トラブルを引き起こすリスクが高まります。
ビタミンAはまた乾癬や重度のニキビにも効果を発揮する。


・不妊率の上昇

ビタミンAは妊娠、受精、生殖において
影響を与えるとされています。

ビタミンAの不足は不妊に繋がる
リスク要因の1つとされています。

ちなみに、2013年のアメリカのエモリー大学の研究で、
子宮内膜症の女性に対する最も成功した体外受精治療は、
レチノイン酸の濃度が最も高いグループの卵胞から
採取された胚および成熟卵母細胞だったと示唆



・子供の発育不全

ビタミンAは胎児の発育に必須の栄養素です。
過剰、不足の両方とも先天性異常を
起こすことで知られています。
胎児の発育中に、手足の発達、心臓、眼、
耳の形成などに使われる。


・亜鉛欠乏
亜鉛欠乏とビタミンA欠乏は同時に現れることが多い。
亜鉛は体内でビタミンAを輸送するのに必要となる。

亜鉛が不足すると、貯蔵されたビタミンAを
肝臓から体の各組織への放出力が低下してしまいます。

亜鉛は体内の約 100 の酵素を活性化し、
タンパク質の生成、創傷治癒、細胞分裂、
DNA合成に関与するなど、
健康な免疫システムをサポートするのに
非常に重要な要素です。


ビタミンAは体内に取り入れると
人間にとってかなりのメリットがあるってことを
つい忘れがちで、割りと過小評価されがち。

でもとても大事な栄養素だってこと。

単に肌に限った話しではないってことが分かる。



ビタミンAは体内合成できないので
食事やサプリから摂取する必要があります。

■活性型ビタミン A(レチノール) の食物源は、
動物由来の食品、特に肝臓、肉、牛乳、乳製品、魚、卵黄に
含まれています

・牛レバー
・牛肉、鶏肉
・卵
・牛乳、チーズ、バター
・魚類(サーモン、サンマ、サバ・・・)
甲殻類、タラの肝油


■プロビタミンAカロテノイド
(β-カロテンからレチノールへの変換)
β-カロテンが豊富な食物源は、
多くの植物性食品に自然に含まれている。

・野菜
葉物野菜(ケール、ほうれん草、レタス、小松菜、キャベツ、ブロッコリーなど)
オレンジ色野菜(サツマイモ、カボチャ、ニンジン、トマト、赤ピーマンなど)
・フルーツ(マンゴー、スイカ、グレープフルーツ、柿)



ここまでビタミンAの大切さは
理解できたかと思うのですが、

だからと言って、摂取のしすぎ、
過剰摂取は厳禁、逆効果となります。

ビタミンAは水溶性ではなく
脂溶性のビタミンで、摂りすぎると
肝臓に負担がかかります。


何事も“バランス“が大事です。


ビタミンAの不足は
もし、下記の症状なら
少し頭に入れておいてもいいかもしれない

・かなりの倦怠感や甲状腺の問題
・炎症性腸疾患、消化/吸収の問題
・風邪をよくひく
・不妊の問題(妊娠困難、精子数の減少、頻繁な流産)
・夜盲症、視力低下
・目が非常に乾く



おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。


Good virtues(グッドバーチューズ)