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2023/04/14 14:04
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/34a1d40555147df9a28bc7ef915dc895.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
「なんか最近やる気が出なくて・・・」
「ちょっと鬱っぽい・・・」
どうもエンジンのかかりが悪い時って
そりゃ人間、誰でもありますよね。
でも、この症状の大本、根源は、
意外にも“ある箇所”が悪化している時に出る
サインってことがあります。
そのある個所とは、肝臓です。
え?肝臓が?って思うかもしれません。
肝臓の機能と聞くと、まず最初に
思い浮かぶのはアルコール。
そう、肝臓の機能として一番知られている機能が
このアルコールを分解してくれるって機能ですよね。
でも肝臓はこれだけの機能ではなく、
他にも、様々な機能があり、
なんと人体に影響を与える500以上の重要な
機能が確認されています。
その中でも“脳”へ影響、関連することが
多いことでも知られています。
・肝臓は薬物、アルコール、化学物質、
毒素の代謝に不可欠であり、身体や脳から有毒物質をろ過します。
・肝臓はエネルギーのためにグルコース(糖)に
分解されるグリコーゲンの形でエネルギーを蓄えます。
脳が健康に機能するには、体のグルコース供給の20% が必要です。
・肝臓は、脳と神経系が健康的に正しく機能する為に
不可欠な多くの必須ビタミン、ミネラルを生成、貯蔵、調整します。
肝機能の力が低下してしまうと、
解毒やろ過機能が低下し、毒素が血液中に
蓄積してしまいます。
そしてそれが脳へまで移動してしまい、
血液中の毒素が脳に到達するのを防ぐことができずに、
脳機能に影響を与えてしまうリスクが
高まってしまいます。
脳と心:メンタルは繋がっています。
毒素が脳へ侵入したことで脳は混乱を引き起こし、
集中力や記憶力の低下、感情の乱高下、
ストレス耐性が低下します。
また肝機能の低下により、脳やメンタルの安定に
効果的な栄養素も不足し、認知機能の低下、
メンタルバランスも不安定になります。
【肝臓の健康】と【メンタルバランスの安定】は、
とても重要な役割があり、密接に関係しているって
認識している人は、それほど多くありません。
だからメンタルバランスが不調な時、
単に精神的な問題だろうと判断してしまうと、
肝臓の弱体化のサインを見逃しまうことになります。
下記は肝臓機能の低下と関連する可能性も。
・うつ状態、うつ
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/f90cc784810a1895e4184d5fda43e6d4.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
肝疾患のある人は、ない人と比べて、
少なくとも3倍はうつ病にかかっていることも
知られています。
肝臓機能の低下は、倦怠感、うつ状態、
うつ、不安神経症、毎日がつまらない、
やる気の低下、モチベの低下、無気力、
不安感、絶望感の増大に繋がる
リスクが高まります。
また肝臓機能の低下により、
感情の起伏が激しくなり、
些細な事で激怒したり、焦り、
意味なく突然悲しくなったり、
過敏性、抑うつなどにも繋がるリスクが
高まります。
・認知機能の低下
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/b5d60889d50b98cbca39f1b5f3d1154d.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
毒素の蓄積により、物忘れ、イライラ、
注意力散漫、集中力の低下、計画性のなさなど、
行動障害につながる脳内の化学的障害に
関連するリスクも高まります。
・アルコール
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/86ef33c7514f53cde6ac301c1a79ac2d.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
慢性的なアルコールの使用は、肝臓だけではなく、
脳やメンタルバランスに影響を与え、
それらは依存症、不眠症、不安、うつ病、認知症などに
繋がるリスクが高まります。
・睡眠不足
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/841914/blog/70abd995e5b15ae2676b62fd3b4b3c35.png?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
肝機能の低下、肝疾患は睡眠の中断など
睡眠サイクルが妨げられます。
不眠は脳やメンタルに強く影響を及ぼし、
それが集中力の低下、やる気の低下、
不安感の増大にも繋がってしまいます。
このように、肝臓はアルコールの分解だけではなく、
脳やメンタルに強く影響を与えてしまいます。
そこで肝臓を健康に保つための方法として
一番重要になってくるのは、
月並みで、耳タコかと思うのですが
健康的なライフスタイルへの変更です。
◆当たり前ですが飲むアルコールの量を制限する
◆バランスの取れた食事を毎日食べる
◆砂糖の摂取は極力控え、野菜、ナッツ、種子、全粒穀物、
果物と野菜を多めの食事など、バランスのとれた食事にする。
肝臓の良いとされている食事として
・アブラナ科
ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、キャベツ、
ケールなどの野菜にはグルタチオンが含まれています。
この成分は肝臓の毒素を浄化する酵素を活性化させてくれる。
100種以上のエイジング成分が含有され、
豊富なビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、
激レア成分であるチモキノンも大量に含まれており
肝臓の脂肪レベルを低下させ、また肝臓の過労働に癒しを
与えて健康的に整えます。
・緑茶
緑茶にはたくさんの抗酸化物質が含まれており
特に有名なカテキン界のスーパースター、
エピガロカテキンガレート(EGCG)が含有されていて、
この強力な抗酸化作用は、炎症を沈め
肝臓を保護し、浄化機能を向上させる。
・柑橘類
柑橘類は肝臓を刺激し、有毒物質を、
水に吸収しやすい物質に変える手助けをしてくれる。
中でもグレープフルーツには、ナリンギンと
ナリンゲニンという抗酸化物質が炎症を抑えて、
肝臓を保護してくれる。
◆健康的な体重を維持します 。
これらを意識したライフスタイルに変更していきます。
簡単に、“ライフスタイルの変更”と書いてますが
中々できないんですよね。
当たり前のことほど、難しい。
それは継続するための習慣力という筋肉が
まだ備わっていないから。
習慣筋を付けていくには訓練が必要になってくる。
それを付けるための具体的な方法として
下記の過去記事にまとめています。
小さな報酬で習慣化させる方法
おあとがよろしいようで。
今日はここまで。
おしまい。